アドリブをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION

ジャズ/フュージョン批評BLOG 名盤CDレビュー:CD, DVD, ALBUM REVIEW, TRACK REVIEW and more

 F1と聞くと読者の皆さんは何を連想するだろうか? 恐らく多くの人は「HONDA」であり「TOYOTA」であり,セナ,シューマッハ,佐藤琢磨かもしれない。  しかしフュージョン・ファンであるならば,間違いなく“T−スクェア&『TRUTH』”であろう。あのテ ...

 『チック・コリア・エレクトリック・バンド』2nd! 2日目の今夜は総評です。  今回,これ程エレクトリック・バンドにハマッタ一因に座席の良さがありました。「BN」に行ったことがある人ならピンとくるでしょうが…。  やった! 最前・ど真ん中のブロック。21 ...

 行ってきました! 5/18「FUKUOKA Blue Note」の『チック・コリア・エレクトリック・バンド』2nd!  もう「ありえねぇ〜」の大連発! 完全にノックアウトされて帰ってきました。いやぁ,正直,期待以上のLIVEで高額なチケット代もお安く感 ...

『SOLO MONK』の13曲目は【INTROSPECTION】(以下【イントロスペクション】)。  【イントロスペクション】は“伸るか反るか”の大勝負である。当然,セロニアス・モンクは伸っている! いいや,反っている? これは「ドリフのズッコケ」であろ ...

『SOLO MONK』の12曲目は【THESE FOOLISH THINGS(REMIND ME OF YOU)】(以下【ジーズ・フーリッシュ・シングス(リマインド・ミー・オブ・ユー)】)。  【ジーズ・フーリッシュ・シングス(リマインド・ミー・オブ・ユ ...

『SOLO MONK』の11曲目は【ASK ME NOW】(以下【アスク・ミー・ナウ】)。  【アスク・ミー・ナウ】こそが,セロニアス・モンクの目指す「ソロ・ピアノの完成形」ではなかろうか? 最近特にその思いが強くなってきた。  今にも大合唱が聞こえてきそ ...

『SOLO MONK』の10曲目は【I SHOULD CARE】(以下【アイ・シュッド・ケア】)。  【アイ・シュッド・ケア】には“ソロ・ピアニスト”セロニアス・モンクが詰まっている! キーワードは“響き”である。  遅咲きのジャズ・ジャイアント=セロニ ...

『SOLO MONK』の9曲目は【MONK’S POINT】(以下【モンクス・ポイント】)。  【モンクス・ポイント】は,演奏中のセロニアス・モンクの“絵”が浮かんできそうなトラック。独特のメロディを“唸り声付で”力強いピアノのタッチで時間差攻撃! 典型 ...

『SOLO MONK』の8曲目は【EVERYTHING HAPPENS TO ME】(以下【エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー】)。  【エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー】は『SOLO MONK』の売りである,明るさが“仇”と出た,唯一の例外。ここはセ ...

『SOLO MONK』の7曲目は【I HADN’T ANYONE TILL YOU】(以下【アイ・ハドント・エニワン・ティル・ユー】)。  初めて【アイ・ハドント・エニワン・ティル・ユー】を聴いた時の印象は「保育園の先生が伴奏するピアノ」。  セロニアス・ ...

『SOLO MONK』の6曲目は【I’M CONFESSIN’(THAT I LOVE YOU)】(以下【アイム・コンフェッシン(ザット・アイ・ラヴ・ユー)】)。  ジャズ・スタンダードである【アイム・コンフェッシン(ザット・アイ・ラヴ・ユー)】が,セロ ...

『SOLO MONK』の5曲目は【RUBY, MY DEAR】(以下【ルビー・マイ・ディア】)。  反論承知で大袈裟に言えば【ルビー・マイ・ディア】こそが,セロニアス・モンク“生涯の代表作”!  【ルビー・マイ・ディア】を聴いて,セロニアス・モンクの良さが ...

『SOLO MONK』の4曲目は【NORTH OF THE SUNSET】(以下【ノース・オブ・ザ・サンセット】)。  【ノース・オブ・ザ・サンセット】は,セロニアス・モンクの“音・遊び”である。  セロニアス・モンクは不遇の時代にピアノの響きを,来る日も ...

『SOLO MONK』の3曲目は【SWEET AND LOVELY】(以下【スウィート・アンド・ラヴリー】)。  【スウィート・アンド・ラヴリー】は,アップテンポ+メロディアス=明るいはずなのに,どことなく暗い。二重人格のように「裏と表」「陰と陽」が同時 ...

『SOLO MONK』の2曲目は【I SURRENDER, DEAR】(以下【アイ・サレンダー・ディア】)。  セロニアス・モンクの【アイ・サレンダー・ディア】にはソロ・ピアノによる2つの録音が残されている。一方は『BRILLIANT CORNERS』に ...

『SOLO MONK』の1曲目は【DINAH】(以下【ダイナ】)。  【ダイナ】でのセロニアス・モンクは“あか抜け”た印象。単純に「明るい」「ノー天気」というのとは訳が違う。  例の“モンクくささ”が“いい感じ”のあんばいなのである。  【ダイナ】と来れば ...

 正直,管理人はソロ・ピアノが好きではなかった。『SOLO MONK』(以下『ソロ・モンク』)と出会うまでは…。  ジャズの本質はインプロヴィゼーションにあり,曲の構成は決まっていても,その場その場で,その瞬間に“最善”と感じたフレーズが自由に飛び交いあ ...

 LIVEの楽しみの一つはステージング! 今回は矢野沙織のビジュアル面,パフォーマンス面について触れてみます。  まずビジュアル面。正直面食らった! でかい!(矢野さん,矢野沙織ファンの皆さん,気にされていたら誠にすみません)。  まだまだ幼い“沙織ちゃん ...

 行ってきました! 5/2「FUKUOKA Blue Note」の『矢野沙織「SAKURA STAMP」ツアー』1st!  矢野沙織,やるなぁ! 期待通りのLIVEで高額なチケット代もお安く感じました。えぇ。(といっても,管理人は6,300円→2,000円でした ...

 油井正一,児山紀芳,岩浪洋三などの芥川賞派。小川隆夫,中山康樹,寺島靖国などの直木賞派。無論,名前を挙げればきりがない。その他大勢のジャズ批評家たちが活躍している。  正直,管理人はこれら「ジャズ批評のスペシャリスト」の影響を受けて育った。良くも悪くも ...

 5月から新しく「スーパートリビア」のコーナーが始動します。「スーパートリビア」では,ジャズ/フュージョンのファン歴20年以上の管理人がストックしてきた,雑学にも似た豆知識を紹介したいと思います。  管理人は経験上,ジャズ/フュージョンを何倍にも楽しむた ...

『VILLAGE VANGUARD Ⅱ』の4曲目は【RINGO OIWAKE】(以下【りんご追分】)。  “日本女性のジャズ・ピアニスト”を意識したと思われる選曲の【りんご追分】が,大西順子のジャズ・ピアノにハマッタ! このトラックを聴いて以降,管理人も ...

『VILLAGE VANGUARD Ⅱ』の1曲目は【THE HOUSE OF BLUE LIGHTS】(以下【ハウス・オブ・ブルー・ライツ】)。  【ハウス・オブ・ブルー・ライツ】は,大西順子の”低音推し“が冴えわたった名演である。  大西順子は興が乗っ ...

 読者の皆さんは90年代に巻き起こった大西順子ブームをご存知であろうか? 当時の異様な盛り上がりと比べれば,今の上原ひろみのブレイクなど足元にも及ばない。  そんな大ブームの頂点に鎮座していた大西順子を評して,やれ,J−ジャズの旗頭だのオピニオン・リーダー ...

『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の6曲目は【DEAR OLD STOCKHOLM】(以下【ディア・オールド・ストックホルム】)。  【ディア・オールド・ストックホルム】は,おいしい聴き所が幾つも散りばめられているので,それらを一つ一つ見つけ ...

『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の5曲目は【TADD’S DELIGHT】(以下【タッズ・ディライト】)。  【タッズ・ディライト】は,マイルス・デイビスとジョン・コルトレーンのコンビネーションこそが聴き所。ユニゾンでのハーモニーが,いかに ...

『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の4曲目は【BYE BYE BLACKBIRD】(以下【バイ・バイ・ブラックバード】)。  ジャズ・スタンダードの代表格である【バイ・バイ・ブラックバード】の名演は多いが,数ある名演の中でもこのトラックがいい ...

『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の3曲目は【ALL OF YOU】(以下【オール・オブ・ユー】)。  【オール・オブ・ユー】は,軽快で“おちゃめな”マイルス・デイビスを楽しむのにもってこい。  “強面”で“シリアス”なマイルス・デイビスしか知 ...

『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の2曲目は【AH−LEU−CHA】(以下【アー・リュー・チャ】)。  【ラウンド・ミッドナイト】(1曲目)の余韻を楽しみたいのに,2曲目がうるさいし,古臭いし…。  これが正直,管理人の【アー・リュー・チャ】に ...

『’ROUND ABOUT MIDNIGHT』の1曲目は【’ROUND MIDNIGHT】(以下【ラウンド・ミッドナイト】)。  まず気になるだろうから,この「ABOUT」表記の有無について触れておこう。  「当初は【ラウンド・アバウト・ミッドナイト】とし ...

 ある偽札の専門家は次のように述べている。「意外なことだが,紙幣が本物かどうかを確かめる最善の方法は,おおむね,自分の視覚や触覚をたよりに,ごく一般的な方法で判定することだ。大抵人々は,正確な方法を知らなくても偽札を見分ける」。  言い換えるなら,偽札を見 ...

『TOKYO』の14曲目は【KAGOME KAGOME(LONG VERSION)】。  【KAGOME KAGOME(LONG VERSION)】でのアキコ・グレースは“一介のジャズ・ピアニスト”に徹している。この演出が実に効いている。  ジャズにスタン ...

『TOKYO』の13曲目は【最初の光〜飛翔】。  【最初の光〜飛翔】とは,朝の「目ざめの光」であり,静寂を破る「小鳥たちのさえずり」である。夜明け前の静寂が朝日とともに失われ,家族でのにぎやかな朝食が始まるのだが,一羽の小鳥は,再び静寂を求め天高く飛翔す ...

『TOKYO』の10曲目は【KUROSAWA】。  【KUROSAWA】とは,映画監督・黒澤明のこと。【KUROSAWA】は“時代劇”で流される黒沢映画のサウンド・トラックのイメージであろう。  映画界の日本代表が黒澤明なら,ジャズ・ピアノの日本代表はア ...

『TOKYO』の9曲目は【島唄】。  【島唄】は,地元沖縄の人々にも愛され,受け入れられた,J−ポップの名曲! この民謡的で心に響くメロディをJ−ジャズ最高峰のピアノが彩っていく! そんな期待に胸弾ませて…。  斬新なアレンジのせいもあろうが【島唄】の魅 ...

『TOKYO』の8曲目は【おぼろ月夜】。  【おぼろ月夜】こそ『TOKYO』のコンセプトの完成形! “和”テイスト全開が(管理人の評価としては)大成功である。  藤原道山の尺八をフューチャーした“ピアノ・カルテット”が“ワビサビ・カルテット”と化す。  フ ...

『TOKYO』の7曲目は【DONNA LEE】(以下【ドナ・リー】)。  【ドナ・リー】は,J−ジャズの“日本選抜”「AKIKO GRACE SUPER TOKYO TRIO」の“凄すぎる”熱演である。  これがトリオなのか? と耳を疑うくらいに,熱気が充 ...

『TOKYO』の6曲目は【IN FRONT OF THE SKYWHEEL】。  【IN FRONT OF THE SKYWHEEL】の何とロマンティックなことだろう。アキコ・グレースこそ“女性版キース・ジャレット”の一番手である。  この大甘なメロディ ...

『TOKYO』の5曲目は【記憶】。  【記憶】とは,クラシック・ピアノを習っていた幼少時代のこと? それともオスカー・ピーターソンを聴いてジャズ・ピアノに開眼した青春時代のこと? それとも…?  【記憶】は,ダイナミックに「静と動」が交差する名演である。 ...

『TOKYO』の4曲目は【悠久の路】。  【悠久の路】とは,シルクロード? 管理人には島国の五街道などではなく,果てしなく雄大な大陸,東洋から西洋へと通じる【悠久の路】が,イメージとして浮かび上がってくる。  この延々と朗々と流れるタイム感に“ロマン”を感 ...

『TOKYO』の3曲目は【春咲小紅】。  【春咲小紅】は,ご存知・矢野顕子の大ヒット曲。小学生の頃,オリジナルを相当聞いてしまったことと,ジャズにアレンジされた【春咲小紅】とは初対面だったので,一聴した程度では,なかなか“しっくり”こなかった。  それが ...

『TOKYO』の2曲目は【東京狂詩曲】。  【東京狂詩曲】は“狂おしいくらいにいとおしい”アキコ・グレースの「東京愛」が感じられる。24時間眠ることない大都会の明と暗! 酸いも甘いも味わい尽くした上での愛情である。  アキコ・グレースのピアノは早いが,ア ...

『TOKYO』の1曲目は【PRELUDE〜KAGOME KAGOME(SHORT VERSION)】。  『カゴメカゴメ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に…』。そう。アキコ・グレースこそ,2002年に世界へと飛び出した,籠(J−ジャズ界)の中の ...

 親は子供の誕生前からあれこれと名前を思案する。子供でさえペットの名付け親となるに際し熟考する。新商品の開発会議において最も時間を要するのがネーミング会議である。  そう。名前って重要! 重要であるからこそ,多くの時間と労力をかけて,名前について熟慮を重ね ...

『SWEET HONEY BEE』の7曲目は【READY RUDY?】(以下【レディ・ルディ?】)。  【レディ・ルディ?】が最高である。こんな曲を目の前で演奏してもらえるのは,ルディ・ヴァン・ゲルダーの人徳であろう。  そう。【レディ・ルディ?】とは, ...

『SWEET HONEY BEE』の6曲目は【EMPATHY】(以下【エンパシー】)。  【エンパシー】は,新主流派のトップ・ランナーであるフレディ・ハバードのトランペットとジョー・ヘンダーソンのテナー・サックスの魅力を推し出しつつも,そこにミュート・ト ...

『SWEET HONEY BEE』の5曲目は【BIG BERTHA】(以下【ビッグ・バーサ】)。  【ビッグ・バーサ】は,3管フロントとデューク・ピアソンのピアノによる「コール・アンド・レスポンス」を伴ったビッグ・バンドっぽいバップ・ナンバーがイケイケ! ...

『SWEET HONEY BEE』の4曲目は【GASLIGHT】(以下【ガスライト】)。  【ガスライト】とは,この曲のイメージにぴったり合ったタイトルである。  けだるいモーダルな世界は,霞がかったガスライトのようで,ハスキートーンのトランペットと霧にむ ...

『SWEET HONEY BEE』の3曲目は【AFTER THE RAIN】(以下【アフター・ザ・レイン】)。  【アフター・ザ・レイン】は,ジャズというよりもジョージ・ウインストン風のニューエイジな名曲である。  ハイライトはデューク・ピアソンのピアノ ...

『SWEET HONEY BEE』の2曲目は【SUDEL】(以下【スーデル】)。  【スーデル】は,1962年に「JAZZ LINE」からリリースされた『HUSH!』収録の再演である。  【スーデル】の魅力とはとにかくノリの良さである。そしてテーマがキャッ ...

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