アナログレコード 『GROOVY』の5曲目は【WHAT CAN I SAY, DEAR】(以下【ホワット・キャン・アイ・セイ・ディア】)。 【ホワット・キャン・アイ・セイ・ディア】での,小気味良さとスイング感が“ご機嫌”である。ついつい“指を鳴らし ...
2008年01月
マル・ウォルドロン / レフト・アローン / THE WAY HE REMEMBERS BILLIE HOLIDAY
アナログレコード 『LEFT ALONE』の6曲目は【THE WAY HE REMEMBERS BILLIE HOLIDAY】(以下【ビリー・ホリデイを偲んで】)。 【ビリー・ホリデイを偲んで】は,プロデューサーのテディ・チャールズが聞き手となって ...
ランディ・ブレッカー・ウィズ・マイケル・ブレッカー / サム・スカンク・ファンク / SPONGE
アナログレコード 『SOME SKUNK FUNK』の2曲目は【SPONGE】(以下【スポンジ】)。 管理人にとって,ブレッカー・ブラザーズを聴く楽しみの一つが「隠れ」ギター! ブレッカー・ブラザーズの後ろで“実は凄い”エレキ・ギターが大活躍,とい ...
本田 雅人 WITH VOICE OF ELEMENTS / MASATO HONDA WITH VOICE OF ELEMENTS / POLKA
『MASATO HONDA WITH VOICE OF ELEMENTS』の3曲目は【POLKA】。 【POLKA】の聴き所は,松本圭司のアコーディオンに覚醒された,本田雅人得意のキメ! アルト・サックスと絡みつく,ベースとアコーディオンが“色彩豊か” ...
チェット・ベイカー / チェット・ベイカー&クルー / SLIGHTLY ABOVE MODERATE
『CHET BAKER & CREW』の2曲目は【SLIGHTLY ABOVE MODERATE】(以下【スライトリー・アバヴ・モデラート】)。 【スライトリー・アバヴ・モデラート】は,クール・ビューティな「氷の世界」! そこへ5人の“メロウな息吹” ...
チェット・ベイカー / チェット・ベイカー&クルー / TO MICKEY'S MEMORY
『CHET BAKER & CREW』の1曲目は【TO MICKEY’S MEMORY】(以下【トゥ・ミッキーズ・メモリー】)。 【トゥ・ミッキーズ・メモリー】は,ウエスト・コーストの人気者=ミッキーマウスへのメモリー。しばらくカリフォルニアを離れる ...
チェット・ベイカー / チェット・ベイカー&クルー
チェット・ベイカーについて語ろうと思うと,どうしても“ジャズ以外の話題”が先攻してしまう。チェット・ベイカーの“生き様”抜きに,彼の魅力を語り尽くすことなどできやしない。 チェット・ベイカーの別名は「ジャズ界のジェームス・ディーン」! チェット・ベ ...
メデスキ,マーチン&ウッド / トニック / YOUR LADY
アナログレコード 『TONIC』の4曲目は【YOUR LADY】(以下【ユア・レディ】)。 【ユア・レディ】は,メデスキ,マーチン&ウッドが捧げるジョン・コルトレーンへのリスペクト! メデスキ,マーチン&ウッドにしては“珍しく”素直なカバー。ジョ ...
セロニアス・モンク / ソロ・モンク / THESE FOOLISH THINGS(REMIND ME OF YOU)
アナログレコード 『SOLO MONK』の12曲目は【THESE FOOLISH THINGS(REMIND ME OF YOU)】(以下【ジーズ・フーリッシュ・シングス(リマインド・ミー・オブ・ユー)】)。 【ジーズ・フーリッシュ・シングス(リマ ...
ジム・ホール / アランフェス協奏曲 / CONCIERTO DE ARANJUEZ
アナログレコード 『CONCIERTO』の4曲目は【CONCIERTO DE ARANJUEZ】(以下【アランフェス協奏曲】)。 【アランフェス協奏曲】を直接知らない人であっても,時代劇ファンなら「これ知っている」と述べるはず。そう。【アランフェス ...
トニー・ウィリアムス・ライフタイム / エマージェンシー! / WHERE
アナログレコード 『EMERGENCY!』の3曲目は【WHERE】(以下【ホエア】)。 「どこへ行くの?」のフレーズで始まる【ホエア】こそ「ライフライムよ,どこへ行くの?」である。 【ホエア】の前半は,ジョン・マクラフリンのアドリブこそが聴き所 ...
小曽根 真 ザ・トリオ / ファースト・ディケイド / LA STANZA DELLE MERAVIGLIE - ANDANTE SCHERZANDO
『FIRST DECADE』の7曲目は【LA STANZA DELLE MERAVIGLIE SCHERZANDO】(以下【組曲「夜の子供部屋」第1楽章】)。 作家の井上ひさしがタイトルをつけた【組曲「夜の子供部屋」第1楽章】は,小曽根真・ザ・トリオ ...
ジョン・コルトレーン / バラード / UP 'GAINST THE WALL
アナログレコード 『BALLADS』の9曲目は【UP ’GAINST THE WALL】(以下【アップ・ゲインスト・ザ・ウォール】)。 『BALLADS』のボーナス・トラックとして追加収録された【アップ・ゲインスト・ザ・ウォール】であるが,管理人の ...
アート・ペッパー / ペッパー・ジャム / MILESTONES
『PEPPER JAM』の1曲目は【MILESTONES】(以下【マイルストーンズ】)。 【マイルストーンズ】の異次元の音世界に入ってしまうと,誰のどのアドリブがどうのこうのは関係ない。モノラル録音特有の“ブレンド”された音の大洪水が“一丸となって” ...
アート・ペッパー / ペッパー・ジャム
“ウエスト・コースト最高の”いいや“白人最高の”アルト・サックス奏者の呼び声高きアート・ペッパーであるが,その誉れ高い称号は概して1950年代=所謂“前期”の演奏を指してのもの。 麻薬中毒にあえぎ投獄と療養に費やした60年代を挟み,75年のカムバック以 ...
マーカス・ミラー / シルヴァー・レイン / MAKE UP MY MIND
『SILVER RAIN』の10曲目は【MAKE UP MY MIND】(以下【メイク・アップ・マイ・マインド】)。 【メイク・アップ・マイ・マインド】は,マーカス・ミラー“お得意”のバス・クラリネット・バラード! バス・クラリネットの美しい“しゃがれ ...
アキコ・グレース / 東京 / 東京狂詩曲
『TOKYO』の2曲目は【東京狂詩曲】。 【東京狂詩曲】は“狂おしいくらいにいとおしい”アキコ・グレースの「東京愛」が感じられる。24時間眠ることない大都会の明と暗! 酸いも甘いも味わい尽くした上での愛情である。 アキコ・グレースのピアノは早いが ...
渡辺 香津美 / パーフェクト・リリース / メランコ
『PERFECT RELEASE』の1曲目は【MELANCHO】(以下 【メランコ】)。 その昔12インチ・シングルでも発売され“聴き倒した”懐かしの【メランコ】! 当時高校生だった管理人は「メランコ→ブランコ」をイメージしてしまい“揺れに揺れる”トラ ...
デクスター・ゴードン / デクスター・コーリング / I WANT MORE
『DEXTER CALLING...』の3曲目は【I WANT MORE】(以下【アイ・ウォント・モア】)。 これぞ「後乗りのデックス」の真骨頂! 【アイ・ウォント・モア】には,4人の細やかな“決まり事”が見え隠れするが,デックス一人が「後乗り」し,おい ...
渡辺 貞夫・ライヴ・アット・ブラバス・クラブ・'85 / パーカーズ・ムード / PARKER'S MOOD
『PARKER’S MOOD』の6曲目は【PARKER’S MOOD】(以下【パーカーズ・ムード】)。 【パーカーズ・ムード】は,密度の濃い濃い,だけどスロー・ブルース。4ビートのピアノ・トリオが“グイグイ”来る! チャーネット・モフェットは弾き過 ...
トミー・フラナガン / ザ・トミー・フラナガン・トリオ / YOU GO TO MY HEAD
アナログレコード 『THE TOMMY FLANAGAN TRIO』の2曲目は【YOU GO TO MY HEAD】(以下【ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド】)。 【ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド】は,手間暇かけた,懐石料理の味! 元来,ロマンティッ ...
トミー・フラナガン / ザ・トミー・フラナガン・トリオ / IN THE BLUE OF THE EVENING
アナログレコード 『THE TOMMY FLANAGAN TRIO』の1曲目は【IN THE BLUE OF THE EVENING】(以下【イン・ザ・ブルー・オブ・ジ・イヴニング】)。 【イン・ザ・ブルー・オブ・ジ・イヴニング】は,トミフラ流のど ...
トミー・フラナガン / ザ・トミー・フラナガン・トリオ
アナログレコード 2008年1月である。番組改編,いよいよ新クールの冬ドラマが始まる。管理人の注目は,フジテレビ系「あしたの喜多善男〜世界一不運な男の,奇跡の11日間〜」! そう。“名脇役”小日向文世が,ついに連続ドラマへ初主演! これは面白そう。期 ...
ジム・ホール / アランフェス協奏曲 / THE ANSWER IS YES
アナログレコード 『CONCIERTO』の3曲目は【THE ANSWER IS YES】(以下【アンサー・イズ・イエス】)。 【アンサー・イズ・イエス】の答えはYES! 主役=ジム・ホールにYES! ヒーロー=チェット・ベイカーにYES! 聴き所= ...
TOKYO FM / ディア・フレンズ / 上原ひろみ
大晦日の音楽番組と言えば「紅白歌合戦」であろうが,管理人にとって2007年の大晦日は,長澤まさみが司会しない「紅白」よりも(「ガキの使い」メインで,ちょいザッピングしましたが)TOKYO−FM系「ディア・フレンズ」! そう。ジャズ・ピアニストの上原ひ ...
MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500-25
《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。 『ジャズに名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアー ...