カシオペアとスクェアの「2強」だけではJ−FUSIONはここまで盛り上がらなかったと思っている。 ここにキレイ目でもPOPでもない,松岡直也やMALTAやプリズムが絡んでいたからこそ,J−FUSIONがブームとなったと思っている。 でもなんだかんだ言 ...
2021年01月
ビル・エヴァンス / サマータイム
ジャズ界にはビル・エヴァンスが2人いる。 このように書くと“ジャズの巨人”ピアノのビル・エヴァンスと比較される,もう1人のビル・エヴァンスがかわいそうと思うなかれ! 確かにピアノのビル・エヴァンスと比較すると「じゃない方」には小者感が出るのであるが, ...
ザ・スクェア・アンド・フレンズ / カラー・パレット
「ザ・スクェア・アンド・フレンズ」名義の『COLOR PALETTE』(以下『カラー・パレット』)について語るとすれば「選曲」についてだけである。 『カラー・パレット』とは1984年から1986年にかけて発売した,ザ・スクェアの『R・E・S・O・R・ ...
ブリジット・フォンテーヌ / ラジオのように
ブリジット・フォンテーヌの『COMME A LA RADIO』(以下『ラジオのように』)は,バックを務めるアート・アンサンブル・オブ・シカゴ目当てで買ったのだが,このアルバムは,ブリジット・フォンテーヌがどうとか,アート・アンサンブル・オブ・シカゴがど ...
菊池 ひみこ / ウーマン
廃盤になった『WOMAN』(以下『ウーマン』)をずっと探していた。正確には【MAKE UP IN THE MORNING】を探していた。 なぜなら【MAKE UP IN THE MORNING】こそが「菊池ひみこの音楽」そのものであり,管理人の「青春時 ...
アーマッド・ジャマル / バット・ノット・フォー・ミー
アーマッド・ジャマルの“最高傑作”が『BUT NOT FOR ME』(以下『バット・ノット・フォー・ミー』)である。 “ジャズの帝王”マイルス・デイビスが演奏を聴くためにクラブに通い詰めた唯一のピアニストであり,マイルス・デイビスが自分のバンドにどう ...