「スーパートリビア」のコーナーでは,ジャズフュージョンのファン歴,20年以上の管理人だからこそ語り得る,雑学にも似た豆知識を紹介する。
 
 …と,大口をたたいてはみたが,かく言う管理人の知識は全てジャズ批評の諸先輩の著作やメディアから学んだもの。つまり受け売り,二番煎じの企画なのです。
 ここは謙虚に「目新しいものは何もないです。ゴメンナサイ」。

 ただし管理人は経験上,このような雑学はジャズフュージョン批評には“不可欠なもの”と考えている。
 例えるなら,昔のこんなCM覚えている人はいるのかなぁ。『クリープを入れないコーヒーなんて…』(by MORINAGAMILK)。
 そう。管理人にとっては『うんちく抜きのジャズなんて…面白くもクソもない』のである。音楽,とりわけジャズフュージョンには歌詞がない分,ダイレクトに,そのジャズメンの人間性が伝わってくると思う。

 中には“ジャズは生まれ出た音だけで判断すべきである”という,ツワモノ批評家もおられることだろう。この手法の正しさには管理人も全面的に同意する。(「前書き」参照)

 しかしそのような人ではあっても,新しくCDを買ってきたなら,遅かれ早かれ“ライナーノーツ”に目を通すのではなかろうか? そして自分が覚えた感動を,やれ言葉であれ文章であれ,何かしら表現してきたのではなかろうか?
 つまり,そこには実際の音だけではない,その人の主観が反映されているのである。

 本当はジャズフュージョンを楽しむ上で,余分な知識,うんちくなど必要ないのかもしれない。
 しかしその弊害を差し引いても,管理人には雑学が,ジャズフュージョンについての正確な知識が必要なのである。
 皆さんは覚えていませんか? お気に入りのレコードの,あのボロボロになるまで読み尽くされたライナーノーツの姿を…。

 そんなこんなでアドリブログでは,読者に役立つスーパートリビアを執筆してまいります。
 ただし,各ジャズメンについての豆知識は「CD批評」に任せることとし,このコーナーでは,楽器の特徴,ジャズ・レーベルの特徴,モダン・ジャズの歴史やスタイルの変遷などなど,大きなくくりで執筆することとします。こうご期待!

 アドリブをログするブログ,それがアドリブログ。


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