『WAY OUT WEST』の4曲目は【WAGON WHEELS】(以下【ワゴン・ホイール】)。

 一貫して“いかにも田舎者”の雰囲気が流れる【ワゴン・ホイール】は,ソニー・ロリンズのスケールと“懐の深さ”を感じさせてくれる。

 のっけからドラムベースのほんわかテンポで“助走”が続くが,9分0秒からのアドリブ! ソニー・ロリンズの“最後の一刺し”にやられてしまう。
 ここだけ覚えて,曲の頭から聴き直してみて欲しい。実に素晴らしい! グレート! 心からの賛辞が湧き上がってやまない。

 …と,つい批評に熱がこもってしまったので,最後にオチでクールダウン。1分51秒から55秒までの4つの音が,どうしてもウルトラ・セブンに聞こえてならない。わたしだけ?

 
SONNY ROLLINS : Tenor Sax
RAY BROWN : Bass
SHELLY MANNE : Drums

WAY OUT WEST-1
WAY OUT WEST
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民数記27章 ヨシュアがモーセの後継者として任命される
ジョシュア・レッドマン 『JOSHUA REDMAN