『WYNTON MARSALIS』の4曲目は【HESITATION】(以下【ヘジテイション】)。
【ヘジテイション】は,ロン・カーターのベースが冴えわたる,気合いの入ったジャズ・バトルだ。
ユニゾン終わりの14秒から,終始ロン・カーターがマルサリス兄弟をあおりまくる!
4分43秒からの20秒強のベース・ソロが【ヘジテイション】の真のリーダーがロン・カーターであることを雄弁に証ししている。
とは言えマルサリス兄弟が交互に織りなすソロの応酬は迫力満点だ。高速アドリブの中にあって,時折変化球のごとく,ゆったりとタメを作ったフレーズに,2人の個性を感じてしまう。
ブランフォード・マルサリスの1分19秒と2分27秒の2箇所で聴かせる“一鳴き”。
ウイントン・マルサリスは終始ハイ・レベル。どこか1箇所と言われれば1分45秒から続くソロ・パートを挙げておこう。
印象的なテーマのユニゾンだけでも満足なのに,おいしいフレーズ&アドリブの連発ゆえ,一見,兄弟対決とも聴き取れるが,決してそうではない。
念押しするが,真の対決はフロント対リズム隊である。【ヘジテイション】での二人は見事な兄弟タッグを披露する。
敗れはしたが,ロン・カーター&トニー・ウイリアムスと互角に張り合う姿には,ブランフォード・マルサリスにしてもウイントン・マルサリスにしても,青年の容姿にはまだ似つかない“大物の風格”がすでに漂っている。
WYNTON MARSALIS : Trumpet
BRANFORD MARSALIS : Tenor Saxophone
TONY WILLIAMS : Drums
RON CARTER : Bass
列王記第二9章 エヒウが油を注がれてイスラエルの王になる
ズート・シムズ 『プレイズ・ソプラノ・サックス』
【ヘジテイション】は,ロン・カーターのベースが冴えわたる,気合いの入ったジャズ・バトルだ。
ユニゾン終わりの14秒から,終始ロン・カーターがマルサリス兄弟をあおりまくる!
4分43秒からの20秒強のベース・ソロが【ヘジテイション】の真のリーダーがロン・カーターであることを雄弁に証ししている。
とは言えマルサリス兄弟が交互に織りなすソロの応酬は迫力満点だ。高速アドリブの中にあって,時折変化球のごとく,ゆったりとタメを作ったフレーズに,2人の個性を感じてしまう。
ブランフォード・マルサリスの1分19秒と2分27秒の2箇所で聴かせる“一鳴き”。
ウイントン・マルサリスは終始ハイ・レベル。どこか1箇所と言われれば1分45秒から続くソロ・パートを挙げておこう。
印象的なテーマのユニゾンだけでも満足なのに,おいしいフレーズ&アドリブの連発ゆえ,一見,兄弟対決とも聴き取れるが,決してそうではない。
念押しするが,真の対決はフロント対リズム隊である。【ヘジテイション】での二人は見事な兄弟タッグを披露する。
敗れはしたが,ロン・カーター&トニー・ウイリアムスと互角に張り合う姿には,ブランフォード・マルサリスにしてもウイントン・マルサリスにしても,青年の容姿にはまだ似つかない“大物の風格”がすでに漂っている。
WYNTON MARSALIS : Trumpet
BRANFORD MARSALIS : Tenor Saxophone
TONY WILLIAMS : Drums
RON CARTER : Bass
列王記第二9章 エヒウが油を注がれてイスラエルの王になる
ズート・シムズ 『プレイズ・ソプラノ・サックス』
コメント一覧 (18)
懐かしいなー聞いてみたいけど
どうすればいいのでしょうか
ポチッ
ポチ
それでは今後とも「幸せの六法全書」をよろしくお願いいたします☆
コメント、ありがとうございました。
読者登録させていただきました。
今後とも、宜しくお願いします!
JAZZのBlog、素敵ですね。
JAZZの雰囲気が好きで、知りたいと思いつつ、どう一歩を踏み出していいかわかりません。
セラビーさんのBlog、参考にさせていただきますね!
これからも宜しくお願い致します。
コメント頂きありがとうございます。
ブログのジャンルは違いますけど、癒しとしてJAZZを取り入れられればと思います。
今後も情報交換させていただけるとうれしいです。
P.S.
読者登録しました。宜しくお願いします。
今後ともよろしくお願いします。
アナログレコード最近見なくなりましたね。
本当にうれしく思います。
JAZZは、むかし働いていたショットバーで、BGMとして利用していました。
不思議と、洋酒とJAZZはよく合いますね。
とはいえ、私自身はそれほどJAZZに詳しいというわけではないので、熱く語ることまではできませんが(^^;
読者登録をさせていただきましたので、今後ともよろしくお願いいたします。
コメント、ありがとうございました。
よろしくお願いします
アナログレコードが懐かしいとは同世代ですね。
今はアナログに近いSACDなどもありますよ。アナログの音が気軽に楽しめる“いい時代”になったもんです。
私もナカミチのデッキを愛用していました(過去形)。ナカミチで聴いたあの音が今も忘れられません。また復活させようかなぁ。
さくらさんのJAZZ入門に寄与できれば,このうえない幸せです。またお立ち寄りくださいね!
私もお店で流れているJAZZをチェックしています。知っている曲が流れると“うれしくなる”単なるミーハーに戻ってしまいますが…。
当ブログが、癒しのJAZZの一助となれれば幸いです。またお立ち寄りくださいね。
めっきり目にすることがなくなったアナログレコードですが,コアなファンはまだまだ健在ですよ。
洋酒にJAZZとは,私の夜の過ごし方そのものです。照明を暗くして,代わりに色が時間差で変化する間接照明を用意して,ヘッドホンに正座姿です。カッコワルっ。
JAZZ/FUSIONの名盤をお探しの際には,また当ブログにお立ち寄りくださいね。