『TO THE STARS TOUR EDITION/DISC 2』の3曲目は【GOT A MATCH?】(以下【ゴット・ア・マッチ?】)。
【ゴット・ア・マッチ?】は,管理人が“死ぬほど聴いた”1曲の一つであるが,今回の【ゴット・ア・マッチ?】の出来には感服させられた。
あれほど聴いたはずなのに…。目が点になる,驚異のアドリブが実に新鮮だ! 初めて聴いた時に感じたと同じ,いやそれ以上の衝撃! これがライブ前のリハーサル演奏とは,にわかに信じられない。
曲は超カッコイイし,ユニゾンでの早弾きには,思わず声を上げてしまう。
同様の感想のトラックは,チック・コリア・エレクトリック・バンドには多いものだが【ゴット・ア・マッチ?】はその中でも別格である。
とにかく全員がすごすぎる。余りのハイテクぶりに“賞賛を通り越して”ため息さえもれてしまう。擬音ばかり出てしまい紹介にならない。
何分何秒批評など無意味。立ち止まる必要など一切ない。あっという間の14分46秒。一気に聴き通せる。その全てが聴き所。管理人ウソつかない。 ← インディアン風。
CHICK COREA ELEKTRIC BAND
CHICK COREA : Keyboards, Piano
FRANK GAMBALE : Guitar
ERIC MARIENTHAL : Sax
JOHN PATITUCCI : Bass
DAVE WECKL : Drums
コメント
コメント一覧 (10)
時代の先端を行くであろうミュージシャンの発掘。そして、そのミュージシャンを想定し、時代の先端を行くオリジナル曲の作曲能力。
チックの曲はほとんどが譜面に書いて書いてあります。アドリブのように聞こえて、ほぼ、書いてあるらしいです。
ということで、アンサンブルに乱れはありません、スリリングな部分も完璧なコントロールが聞いています。
曲がかっこいいんですよね、簡単に言って。スペインとか、セッションのスタンダードですし。
レーザーで見ました、エレクトリックバンド。
もっと沢山みないと批評はできませんね。ごめんなさい。
「チックの真価」。私は正直チック・コリアの音楽を理解できない時があるのですが,それは時代の最先端についていけない自分に原因があったんですね。
うすうす感じてはいましたが,とうとう謙遜に認めざるを得ない日がやってきた感じです。
シンセの音色やリズム、音楽のスタイルですかね、チックやメセニーグループの音を日本の音楽シーンは特に真似っこするということですね。
日本のW.k氏のように、古いところからいち早く脱出した人だと思います。
ほんとの先端は、ECMレーベルあたりだと思います。(今はわかりませんけど)
ただ、セラピーさんほど広範には聞いていないので、参考程度に読んでください。
確かにECMはアイヒャーの眼力で現代最高のJAZZを聴かせてくれています。
チック・コリアのクラシック作も有名ですが,JAZZファンとしては何となく,ばかばかしさが鼻についてならないので,ちょこっと聴いてお蔵入り。今度聴き直してみることにします。
やはり、コルトレーン、マッコイあたりは、聞きまくったんでしょうね。
あと、モーツァルトのピアノコンチェルトとかも、やってました。
チックの音楽のきめ細かさは、クラシックからの影響もあると思います。
子供のためのピアノの曲みたいなの書いてましたよね、たしか。
私クラシックもすきですが、チックとキースのモーツァルトのコンツェルト、ラベック姉妹が数段上でございました。
しかも色っぽい・・・
なんでもノーブラなので、注意を受けたと聞きます。
ヨーロッパの人は、気にならないらしいですね、テニスとか見ててもそうですし。
お姉さんの方、マクラフリンの奥様ですよね。
ちょびと脱線しました〜。
色っぽいといえば、笠井きみこ 大好きです。超脱線 ? 失礼しました〜。
なんですか。脱線好きじゃないですか。JAZZ好きはこうでなくっちゃ!
でも音楽に関しては,基本,超真面目にいきますよ。
rooftomatoさんの「真価」シリーズ,楽しみなんですよ!
この再結成の事はもちろん知っていたのですが、なんとなく聞かずじまいで今に至っていました。しかし!「ゴット・ア・マッチ?」やっているんですね!!しかもスゴイ演奏とのこと、、、
エレクトリックバンド全曲の中でも一番好きな曲(演奏?)です。これは聞かなければ、と思いました。
またお邪魔させてもらいます。今後ともよろしくお願いします。
私もCCEBと言えば【ゴット・ア・マッチ?】か【ランブル】になってしまいます。やはりファーストCDの“衝撃”が忘れられない派ですから…。
こちら【ゴット・ア・マッチ?】の新録音は更に凄いと思いますよ。覚悟を決めて聴いてくださいませませ。
EBと言ったらこれですね。
最初の一音から音作りの成長がわかるあたり、流石chick corea ですね
このナンバーは「超カッコいい」の一言に尽きますな