『TO THE STARS TOUR EDITION/DISC 2』の3曲目は【GOT A MATCH?】(以下【ゴット・ア・マッチ?】)。


 【ゴット・ア・マッチ?】は,管理人が“死ぬほど聴いた”1曲の一つであるが,今回の【ゴット・ア・マッチ?】の出来には感服させられた。
 あれほど聴いたはずなのに…。目が点になる,驚異のアドリブが実に新鮮だ! 初めて聴いた時に感じたと同じ,いやそれ以上の衝撃! これがライブ前のリハーサル演奏とは,にわかに信じられない。

 曲は超カッコイイし,ユニゾンでの早弾きには,思わず声を上げてしまう。
 同様の感想のトラックは,チック・コリア・エレクトリック・バンドには多いものだが【ゴット・ア・マッチ?】はその中でも別格である。

 とにかく全員がすごすぎる。余りのハイテクぶりに“賞賛を通り越して”ため息さえもれてしまう。擬音ばかり出てしまい紹介にならない。
 何分何秒批評など無意味。立ち止まる必要など一切ない。あっという間の14分46秒。一気に聴き通せる。その全てが聴き所。管理人ウソつかない。 ← インディアン風。

CHICK COREA ELEKTRIC BAND
CHICK COREA : Keyboards, Piano
FRANK GAMBALE : Guitar
ERIC MARIENTHAL : Sax
JOHN PATITUCCI : Bass
DAVE WECKL : Drums