『WAY OUT WEST』の3曲目は【COME, GONE】(以下【カム・ゴーン】)。

 【カム・ゴーン】こそ,最初から最後まで全開で飛ばしまくる“世紀のアドリブ王”ソニー・ロリンズの真骨頂! この演奏はトリオの“それ”というよりも,ソニー・ロリンズの“突出した”ロング・ソロにリズム隊が“服従”させられた印象を受けてしまう。

 当時の人気NO.1! レイ・ブラウンシェリー・マンをもってしても,ついて行くのが「やっと」の印象。ソニー・ロリンズの桁違いな才能を推し量ることができる。

 一瞬一瞬で七変化するソニー・ロリンズアドリブを解説するのは至難の業! 右に行くのか左に行くのか予測不能の大展開! 正に【カム・ゴーン】。
 1秒1秒が聴き所ゆえ,読者の皆さんは,近くの“ロリンズ通”に手ほどきをお願いしながら聴くのがよろしいかと…。

 
SONNY ROLLINS : Tenor Sax
RAY BROWN : Bass
SHELLY MANNE : Drums

WAY OUT WEST-1
WAY OUT WEST
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小沼ようすけ 『JAZZ'N'POP