『MINT JAMS』の5曲目は【DOMINO LINE】(以下【ドミノ・ライン】)。
【ドミノ・ライン】とは正にピッタリのネーミング! スリル満点! ノン・ストップで全てのリスナーを「なぎ倒していく」このビートに,もう乗っかるしかないでしょう。
野呂一生のギターがメイン・テーマをかき鳴らし,向谷実のキーボードがアクセントをつけていく。フロント二人による絶妙のユニゾンに“狂喜乱舞”してしまう。
特に6分21秒からの野呂フレーズから“独り立ち”した,向谷実のキーボード・ソロが高らかに飛翔し,グルグルと中天を旋回するのだが,6分50秒から「1オクターブ上」のユニゾンとして再び地上へ舞い降りてくる。
もう我慢できない。ここでいつも心拍数が上昇してしまう。
最強のユニゾンを支える最強のリズム・セクションには全世界からの賛辞が殺到した! 「ドミノ倒し」〜ベース・ソロ〜ドラム・ソロが,CD収録ライブにおける“現場”でのハイライト!
【ドミノ・ライン】は,野呂一生のギターが主役であり,向谷実のキーボードが主役であり,桜井哲夫のベースが主役であり,神保彰のドラムが主役である。
超カッチョイイ“キメ”のオンパレードゆえ,細かい点を“根掘り葉掘り”解説したくなるのだが【ドミノ・ライン】は,全てを忘れて“アドリブの洪水”にただ,身を委ねてみてほしい。一気に聴き通すことが感動に浸るコツである。
そして最後に称賛すべきは,野呂一生のメロディ・ラインと,それを“具現化”するカシオペアというスーパー・バンドの表現力! この一点に尽きる!
CASIOPEA
ISSEI NORO : Electric Guitar
MINORU MUKAIYA : Keyboards
TETSUO SAKURAI : Electric Bass
AKIRA JIMBO : Drums
ヨシュア記8章 アイは攻略される
国府弘子 『ピアノ・ヴォイセス』
【ドミノ・ライン】とは正にピッタリのネーミング! スリル満点! ノン・ストップで全てのリスナーを「なぎ倒していく」このビートに,もう乗っかるしかないでしょう。
野呂一生のギターがメイン・テーマをかき鳴らし,向谷実のキーボードがアクセントをつけていく。フロント二人による絶妙のユニゾンに“狂喜乱舞”してしまう。
特に6分21秒からの野呂フレーズから“独り立ち”した,向谷実のキーボード・ソロが高らかに飛翔し,グルグルと中天を旋回するのだが,6分50秒から「1オクターブ上」のユニゾンとして再び地上へ舞い降りてくる。
もう我慢できない。ここでいつも心拍数が上昇してしまう。
最強のユニゾンを支える最強のリズム・セクションには全世界からの賛辞が殺到した! 「ドミノ倒し」〜ベース・ソロ〜ドラム・ソロが,CD収録ライブにおける“現場”でのハイライト!
【ドミノ・ライン】は,野呂一生のギターが主役であり,向谷実のキーボードが主役であり,桜井哲夫のベースが主役であり,神保彰のドラムが主役である。
超カッチョイイ“キメ”のオンパレードゆえ,細かい点を“根掘り葉掘り”解説したくなるのだが【ドミノ・ライン】は,全てを忘れて“アドリブの洪水”にただ,身を委ねてみてほしい。一気に聴き通すことが感動に浸るコツである。
そして最後に称賛すべきは,野呂一生のメロディ・ラインと,それを“具現化”するカシオペアというスーパー・バンドの表現力! この一点に尽きる!
CASIOPEA
ISSEI NORO : Electric Guitar
MINORU MUKAIYA : Keyboards
TETSUO SAKURAI : Electric Bass
AKIRA JIMBO : Drums
ヨシュア記8章 アイは攻略される
国府弘子 『ピアノ・ヴォイセス』
コメント一覧 (14)
コメントありがとうございます
とってもおしゃれなブログですね〜
音楽にうとい私ですが勉強になります!
またちょこちょこ遊びにこさせていただきますね
今後ともよろしくお願い致します。
JAZZ/FUSIONの名盤をお探しの際には,また当ブログにお立ち寄りくださいね。
アナログでも出ていましたよ。最近はDSD盤も出ているので,最高の音質で“蘇る青春”を満喫されてくださ〜い。
「とってもおしゃれなブログ」とは誉めすぎです。でもそうなれるといいなぁ。
JAZZ/FUSIONに似合う,ファッションの秋でも楽しもうかなぁ。
カー・オーディオなのに「透き通る音楽」という感想を持てるとは,かなり高価なシステムを構築されていましたね。
ラジオからJAZZ/FUSIONが流れるとたまらなくうれしくなると思いますので,まずはラジオ。FM熊本!
CASIOPEAファンのヤセガエルと申します。
私が最も好きなテイクである“MINT JAMS”の“Domino Line”を、思い入れタップリにレビューされていて、思わず納得・破顔してしまいました!
「もう我慢できない」というお気持ちもよ〜く理解できちゃったりしますね。
私の場合、ドラム・ソロの後、ギター・ソロが始まる辺りも「我慢でき〜ん!」というカンジです。
去年、活動を休止したCASIOPEAですが、いつか“MINT JAMS”の4人で復活してほしいな〜と希望しております。
おっと…長文失礼いたしました。
ではまた♪(・∀・)/
ヤセガエルさんの最愛聴トラック,カシオペアの『ミント・ジャムス』の【ドミノ・ライン】批評を喜んでいただきうれしく思います。
コメントするのは初めてですが,JAZZランキングのライバル(冗談)ですので? ちょくちょくブログ読ませていただいておりました。ヤセガエルさんのカシオペアのレビュー,熱いですよね。
【ドミノ・ライン】の聴き所。ご指摘のドラム・ソロ後のギター・ソロ! 勿論素敵です。
さて,カシオペア復活のアカツキには(ナルチョに罪はありませんが)野呂,向谷,桜井,神保の4人しかあり得ません。
カシオペアのオリジナルCDは全部買い続けてきましたが,私にとってのカシオペアは『ユーフォニー』で終わりました。
ランキングのライバル視はやめて仲良くしてくださいね。どうぞよろしくお願いします。
Midnight Rendezvous
を聴いていると、久しぶりに気分が高揚しました。年齢的な体調不良が緩和されるかもしれません。ははは
'90年代以後のCASIOPEAを全く知らないので、こちらを読ませて頂きながら、少しずつ聴いていきたいと思います。
Domino Line
Midnight Rendezvous
を聴いていると中年太りを忘れて30年前へタイム・トリップしちゃいますね〜。
'90年代以後のCASIOPEAは『MINT JAMS』のCASIOPEAとは別物ですが,これはこれでありですよっ。是非是非聴き込んでpesceさんの感想も教えてくださ〜い。
日本のFusionは余り聴く機会がないのですが、ドラマーとして神保彰は押さえておかなければ。
メロディ重視し過ぎるFusionは好きではないのですが、全員に満遍なくソロスペースが与えられているので聴き飽きないですね。
櫻井哲夫のスラップしまくりベースソロは絶品ですね。私の兄がベーシストなので「このグルーヴが良いんだよなぁ」と度々私に進めてきます 笑
2:20ぐらいで繰り出される“ドミノ”フレーズはうま過ぎですね。簡単にやってるように見えるんだよなぁ。それが1番難しいんだよなぁ。
自慢みたいになってしまいますが、1度だけ生“神保”見ました。
この時もすでにスーパードラマーでしたが、私が見た時も衰える事を知らないドラミングでした。
なま神保さん。今では最初から最後までずっと笑顔でドラムを叩いておられますね。
あとは姿勢の良さにも目が行ってしまう「世界のスーパー・ドラマー」です。
メロディ重視でないバカテク・フュージョンでしたらジンサクの『100%』は聴いた方がいいと思いますよ。
世界の櫻井+世界の神保が堪能できます。プリズムもいいかもしれませんね。
頼まれてもいないのに勝手に推薦させていただきました。