『NOW’S THE TIME』の12曲目は【CONFIRMATION】(以下【コンファメイション】)。
【コンファメイション】を聴き終えた後の“爽快感”が実に気持ちいい! ノリノリの“流ちょうな”アドリブはチャーリー・パーカーの真骨頂&専売特許!
さすがに現代のジャズ・ジャイアントたちの“洗練された”ジャズには“力負け”してしまうが,チャーリー・パーカーの“切れ味”は未来永劫・別格だ。
簡単に言えば“パーカー節”なのだが“急発信&急停車”の連続で,凡人には危険キワマリナイ“命懸け”のドライブなのだが,天才は涼しい顔してアルト・サックスを意のままに操っていく。(辛い車酔いではなく)この音にいつも酔いしれてしまう。
よく聴くと“熱演”であるはずなのに,印象としては“軽快&すがすがしさ”を感じてしまう。やはりチャーリー・パーカーは“空高く舞う・BIRD”である。
【コンファメイション】は,ノッケから最後まで一気に聴かせてくれる,チャーリー・パーカーにとっての“鼻歌”である。
実は超絶技巧が求められる難曲なのだろうが,チャーリー・パーカーの演奏には「必死さ」など無縁。“こんなのおちゃのこさいさい”とばかりに笑っている。楽々と歌っている。
聴き所は180秒,つまり3分0秒の一曲丸ごとである。もう無心で“パーカー・フレーズ”に耳を這わせるしかあるまい。
このレベルの名演になると読者の皆さんも,批評どころの“騒ぎ”ではなくなってしまうはずだから…。
CHARLIE PARKER : Alto Saxophone
AL HAIG : Piano
PERCY HEATH : Bass
MAX ROACH : Drums
詩編78編 将来の世代に伝える
櫻井哲夫 『ジェントル・ハーツ』
【コンファメイション】を聴き終えた後の“爽快感”が実に気持ちいい! ノリノリの“流ちょうな”アドリブはチャーリー・パーカーの真骨頂&専売特許!
さすがに現代のジャズ・ジャイアントたちの“洗練された”ジャズには“力負け”してしまうが,チャーリー・パーカーの“切れ味”は未来永劫・別格だ。
簡単に言えば“パーカー節”なのだが“急発信&急停車”の連続で,凡人には危険キワマリナイ“命懸け”のドライブなのだが,天才は涼しい顔してアルト・サックスを意のままに操っていく。(辛い車酔いではなく)この音にいつも酔いしれてしまう。
よく聴くと“熱演”であるはずなのに,印象としては“軽快&すがすがしさ”を感じてしまう。やはりチャーリー・パーカーは“空高く舞う・BIRD”である。
【コンファメイション】は,ノッケから最後まで一気に聴かせてくれる,チャーリー・パーカーにとっての“鼻歌”である。
実は超絶技巧が求められる難曲なのだろうが,チャーリー・パーカーの演奏には「必死さ」など無縁。“こんなのおちゃのこさいさい”とばかりに笑っている。楽々と歌っている。
聴き所は180秒,つまり3分0秒の一曲丸ごとである。もう無心で“パーカー・フレーズ”に耳を這わせるしかあるまい。
このレベルの名演になると読者の皆さんも,批評どころの“騒ぎ”ではなくなってしまうはずだから…。
CHARLIE PARKER : Alto Saxophone
AL HAIG : Piano
PERCY HEATH : Bass
MAX ROACH : Drums
詩編78編 将来の世代に伝える
櫻井哲夫 『ジェントル・ハーツ』
コメント一覧 (10)
この曲をスラスラ吹いてるだけで、すごいなあと思ってしまします。憧れの曲です!!
>“軽快&すがすがしさ”
ってまさにそのとおりですね!!座布団一枚っす(すいません。えらそうですね。。笑)
マエカズです。ご訪問ありがとうございます。
気さくな方でほっとしました^^
楽器に復活したらJAZZ、やりたいんですよ。っていいながら、CDちょっとしか持ってないですが^^
クラとサックスが眠っています。
早く自由な時間を手に入れたいな〜。
CD買いたいときは、こちらを参考にさせていただきますね。
ではまた♪
「CONFIRMATION」に関する素晴らしい分析力に敬服しました。
私が伝えたかったことが,せいせいさんのコメントの中に“凝縮”されていました。
せいせいさんは,素晴らしき音楽仲間です。
気さくな方? う〜ん。JAZZの頑固ジジイ,と呼ばれたいような呼ばれたくないような。頑固ジジイに憧れたりします。
クラとサックスがお蔵入りとはモッタイナイデスヨッ。早くJAZZデビューしてください。そして生音聴かせてください。
デッカイ音と言うより“トオル音”でしょうね。この抜けの良さ,粒立ち良さは,ただそれだけで“芸術”ですよね。
セラピーさんの解説を見ては「あ〜〜わかるわかる!」と納得することが多くて、楽しい気持ちになるんですよ。
また私はまだあんまり知識がないので、とても勉強になるなあ。と思ってる次第です。
アルバムごとじゃなくて、1曲づつ解説するってところがとても良いですよね!!
納得できますか? せいせいさんの方が詳しいこともあるでしょうし…。でもお褒め頂くのはうれしいものなので,素直に“ルンルン”しちゃいました。
トラック批評は自分でやってて,自分の好みが明確になった気がします。自分自身と読者の皆さん双方の益につながれば最高です。頑張ります!
こんにちわ!
はじめて、コメントしています。
いつも楽しく読んでいます。
最近、こんなリストを発見したのですが、ぜひぜひ紹介したいと思ってコメントを書いています。
「Top 10 史上ベスト ジャズ・ミュージシャン!」っていうんです。
世界のベストジャズ・ミュージシャンのトップテンを動画で紹介しています。
勿論チャーリー・パーカーが世界のTOP1です!
http://www.weshow.com/top10/jp/%e9%9f%b3%e6%a5%bd/top-10-%e5%8f%b2%e4%b8%8a%e3%83%99%e3%82%b9%e3%83%88%e3%80%80%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%82%ba%e3%83%bb%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%b3
興味があれば、是非覗いてみては如何ですか?
ブログでもご紹介してみては?
面白いですよ!
「Top 10 史上ベスト ジャズ・ミュージシャン」! ご紹介ありがとうございました。うんうん。ディジー・ガレスピーならこうなるのでしょうね。マイルスが10位とは意外でしたが…。
このパーカーとガレスビーの共演の動画は出回っていますが,それ以外の動画はどれも貴重です。「史上ベスト」の看板は伊達ではありませんね。
こんなマニアなサイトをご紹介いただけるとはショウコさんもJAZZ通ですね。また面白いサイトがありましたら是非教えてください。今後ともよろしくお願いいたします。