『FINE』の3曲目は【FREE】(以下【フリー】)。
【フリー】は“二刀流”小林香織の面目躍如。アルト・サックスをサイドで鳴らしフルート勝負のトラックである。
中学のブラバンでフルート担当だったという小林香織。年季の入ったフルートの音は,元気に“吹き鳴らす”アルト・サックスとは異なり“しっとり”と歌い上げる感じのプレイ。
【フリー】は,ブラバン・香織嬢の思い出の1曲ということで,余計に「思い入れタップリ」の情感がたたずんでいる。“笛吹き”としてのテクニックも一流である。
しかし,正直,聴き所は1分16秒からのアルト・サックスであろう。この短いフレーズでこんなに印象的に吹けるなんて…。抑えの効いた,珍しくも“物静かな”アルト・サックスに,ついつ“うっとり”と聴き惚れてしまう。
そう。チリバツなフルートと,変幻自在なアルト・サックスは,もはや二刀流の域を超えた“三・四刀流?”の趣きがある。
ところでCDのクレジットにベーシストの名前がない。なかなかの名演ゆえ,単なるミス・プリントではもったいない。どなたかベーシストについての詳細キボンヌ。
KAORI KOBAYASHI : Alto Sax, Flute
MASANORI SASAJI : Keyboards
TAKAYUKI HIJIKATA : Guitar
SHUICHI "PONTA" MURAKAMI : Drums
エズラ記8章 バビロンを出発し,エルサレムに到着する
クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテット 『モア・スタディ・イン・ブラウン』
【フリー】は“二刀流”小林香織の面目躍如。アルト・サックスをサイドで鳴らしフルート勝負のトラックである。
中学のブラバンでフルート担当だったという小林香織。年季の入ったフルートの音は,元気に“吹き鳴らす”アルト・サックスとは異なり“しっとり”と歌い上げる感じのプレイ。
【フリー】は,ブラバン・香織嬢の思い出の1曲ということで,余計に「思い入れタップリ」の情感がたたずんでいる。“笛吹き”としてのテクニックも一流である。
しかし,正直,聴き所は1分16秒からのアルト・サックスであろう。この短いフレーズでこんなに印象的に吹けるなんて…。抑えの効いた,珍しくも“物静かな”アルト・サックスに,ついつ“うっとり”と聴き惚れてしまう。
そう。チリバツなフルートと,変幻自在なアルト・サックスは,もはや二刀流の域を超えた“三・四刀流?”の趣きがある。
ところでCDのクレジットにベーシストの名前がない。なかなかの名演ゆえ,単なるミス・プリントではもったいない。どなたかベーシストについての詳細キボンヌ。
KAORI KOBAYASHI : Alto Sax, Flute
MASANORI SASAJI : Keyboards
TAKAYUKI HIJIKATA : Guitar
SHUICHI "PONTA" MURAKAMI : Drums
エズラ記8章 バビロンを出発し,エルサレムに到着する
クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテット 『モア・スタディ・イン・ブラウン』
コメント一覧 (2)
誰なんでしょうねえ? 何かの拍子に分かったら教えてくださいね。