『FIRST DECADE』の5曲目は【AGUA DE LA MUSICA】(以下【アグア・デ・ラ・ムジカ】)。
【アグア・デ・ラ・ムジカ】の新録音バージョンは,繊細かつダイナミックな演奏で,聴き所が一層UPの増量中! これぞ「ザ・トリオ」の全て,と言い切っても過言ではない! いい!
イントロから始まる,静かで“粒立ち”の良いプレイはチック・コリアの世界に通じる緊張感。クラシック調のソロ・ピアノで。掴みはOK。“グっと”来る!
北川潔ではない,ジェームス・ジーナス・バージョンの【アグア・デ・ラ・ムジカ】を感じるのが,1分33秒からの躍動感! この“しなやかな”連動感は,他のピアノ・トリオにはない「ザ・トリオ」オリジナルの“味”である。
2分5秒からのジェームス・ジーナスのベース・ソロも,叙情性を感じさせる“さすが”の出来で素晴らしい。
4分10秒からの「ザ・トリオ」の象徴的“ヤマ場”が強烈! クラレンス・ペン“渾身の”ドラミングには(音楽素人であろうと)誰しも魅了されることであろう。全世界からの絶賛の嵐も至極当然&「お見事!」の一言に尽きる。
ただし,ここで聴き逃してならないのは,その直前と直後の,小曽根真のピアノ・ソロである。ここでの盛り上がりなしに“例のヤマ場”は成立しない! “世界の小曽根”が超・最高!
THE TRIO
MAKOTO OZONE : Piano
JAMES GENUS : Bass
CLARENCE PENN : Drums, Percussion
詩編48編 シオン,偉大な王の都
TOSHIYUKI HONDA RADIO CLUB 『カメレオン』
【アグア・デ・ラ・ムジカ】の新録音バージョンは,繊細かつダイナミックな演奏で,聴き所が一層UPの増量中! これぞ「ザ・トリオ」の全て,と言い切っても過言ではない! いい!
イントロから始まる,静かで“粒立ち”の良いプレイはチック・コリアの世界に通じる緊張感。クラシック調のソロ・ピアノで。掴みはOK。“グっと”来る!
北川潔ではない,ジェームス・ジーナス・バージョンの【アグア・デ・ラ・ムジカ】を感じるのが,1分33秒からの躍動感! この“しなやかな”連動感は,他のピアノ・トリオにはない「ザ・トリオ」オリジナルの“味”である。
2分5秒からのジェームス・ジーナスのベース・ソロも,叙情性を感じさせる“さすが”の出来で素晴らしい。
4分10秒からの「ザ・トリオ」の象徴的“ヤマ場”が強烈! クラレンス・ペン“渾身の”ドラミングには(音楽素人であろうと)誰しも魅了されることであろう。全世界からの絶賛の嵐も至極当然&「お見事!」の一言に尽きる。
ただし,ここで聴き逃してならないのは,その直前と直後の,小曽根真のピアノ・ソロである。ここでの盛り上がりなしに“例のヤマ場”は成立しない! “世界の小曽根”が超・最高!
THE TRIO
MAKOTO OZONE : Piano
JAMES GENUS : Bass
CLARENCE PENN : Drums, Percussion
詩編48編 シオン,偉大な王の都
TOSHIYUKI HONDA RADIO CLUB 『カメレオン』
コメント一覧 (6)
小曽根真の「ザ・トリオ」とオスカー・ピーターソンの「ザ・トリオ」は,甲乙付けがたいハイレベルの名トリオです。
わたしはジャズは全くの素人ですが、この記事を呼んで、是非聞きたくなりました。「その気」にさせる記事ですね!
お褒め頂き?素直にうれしいですね。是非聴いて頂けたら…。ただし,お奨めではありますが,私の批評が必ずしも当たっているとは限りませんので…。
tomoshimoさんは,自分の耳を信じてくださいね。
ジャズって知的な感じがしますよね。
また遊びに来ます。
JAZZに知性は欠かせませんが,野性味溢れる“恍惚感”は,決して頭だけでは理解できません。一度大音量のライブを体験できるといいですね。最高ですよ。