『SOLO MONK』の6曲目は【I’M CONFESSIN’(THAT I LOVE YOU)】(以下【アイム・コンフェッシン(ザット・アイ・ラヴ・ユー)】)。

 ジャズスタンダードである【アイム・コンフェッシン(ザット・アイ・ラヴ・ユー)】が,セロニアス・モンクの“個性”で塗り固められている。
 38秒から56秒までを聴いてみてほしい。真面目なのか不真面目なのか,上手なのか下手なのか,このセロニアス・モンク特有の“両極端のタッチ”が同居している。

 セロニアス・モンクが“天才”であるのは,音を繰り出すタイミングである。
 両極端を行き来する“音のイリュージョン”と言ったら大袈裟? このピアノ・タッチは一発でセロニアス・モンクと識別できる,完全なるオリジナリティ!

 名だたる【アイム・コンフェッシン(ザット・アイ・ラヴ・ユー)】の名演の中でも“指折り”の出来映えであろう。

 
THELONIOUS MONK : Piano

SOLO MONK-1
Solo Monk
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