
『EARTH WALK』の2曲目は【BLUE】(以下【ブルー】)。
ジャック・デジョネット自身による【ブルー】の解説はこうである。
「美しい地球がどんどん汚染されて環境が破壊されている。そんなことを目のあたりにするとブルーな気持ちになるじゃないか。その気持ちをここでは表現したかった」。
そう。正しく“ブルーな気持ち”。スペシャル・エディションにしては珍しい,スロー&マイナー&ブルースである。
“重鎮な”ベース&ドラムの上に,必死で“抑えに抑えた”2ホーン。中盤におけるゲイリー・トーマス〜グレッグ・オズビーのサックス・ソロが渋すぎる! 自分一人の力ではどうしようもない現状への嘆きが“凄み”と化して迫ってくる。
ハイライトはマイケル・ケインのピアノ! 1分8秒でのアタックを皮切りに,和音を使ったピアノ・ソロが圧巻!
センチメンタル〜深い悲しみ。酒と涙に溺れたい=ブルーがかった気分のテーマ・ソングである。
CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から
JACK DeJOHNETTE SPECIAL EDITION
JACK DeJOHNETTE : Drums
MICKAEL CAIN : Piano and Synthesizers
GARY THOMAS : Tenor Saxophone and Flute
GREG OSBY : Alto and Soprabo Saxophone
LONNIE PLAXICO : Bass

アース・ウォーク

コメント
コメント一覧 (6)
どうも、お久しぶりです。
お元気でいらっしゃいますか!?
実はパパ、この度ブログを閉鎖して他に移る事となりました。
今まで色々教えて戴き本当にありがとうございました<(_ _)>
セラビーさんもどうぞお体には気を付けて日々頑張って下さいね!!
熱きブログ仲間としていつも応援しております。
ではでは又いつかお会いしましょう
ゲロゲロが抑えると凄みが増しますよね。
ジャック・デジョネットは共演者に合わせて何通りもの演奏ができるドラマーです。
キース・ジャレットやゴンサロ・ルバルカバとは違う“素”のデジョネットをどうぞ。
なぜ?の嵐でしたが,とりあえず新ブログスタートの予定を知って,ひと安心です。
これからも熱きブログ仲間ですよ〜。
でもここはひとまずお別れですね。こちらこそありがとうございました。再開を楽しみにしております。