『HANK MOBLEY WITH DONALD BYRD AND LEE MORGAN』の1曲目は【TOUCH AND GO】(以下【タッチ・アンド・ゴー】)。
イントロの華やかな“ファンファーレ”が【タッチ・アンド・ゴー】のゴー・サイン! 全員にソロ・パートが割り当てられ,順番に自慢のアドリブを“お披露目する”秩序正しいセッション大会! 豪放なハード・バップ・ショーの始まり始まり〜。
3管ユニゾンを絡めながら,ホレス・シルヴァー〜リー・モーガンの“ファンキー前夜”のハード・バップ・ソロが気持ちいい!
ハンク・モブレーのアドリブは,目立とう精神が足りない? スタートから4小節中2フレーズしか吹かない寡黙なテナー・ソロ。先発2人の予想以上の出来の良さに迷いが生じた? 徐々にテンションが持ち直し「さぁこれから」というところで“真打ち”ドナルド・バードの登場となる。
【タッチ・アンド・ゴー】の勝者はドナルド・バード! 4分51秒からのトランペット・ソロは,クリティカルな“テクニカル”!
7分40秒からのリー・モーガンとの“ソロ交換”は,出足で遅れをとったドナルド・バードだが,ラストの直線で一気にまくる! “黄金の差し足”がお見事である。
HANK MOBLEY : Tenor Sax
DONALD BYRD : Trumpet
LEE MORGAN : Trumpet
HORACE SILVER : Piano
PAUL CHAMBERS : Bass
CHARLIE PERSIP : Drums
歴代誌第一5章 ルベンの子孫
矢野沙織 『02』
イントロの華やかな“ファンファーレ”が【タッチ・アンド・ゴー】のゴー・サイン! 全員にソロ・パートが割り当てられ,順番に自慢のアドリブを“お披露目する”秩序正しいセッション大会! 豪放なハード・バップ・ショーの始まり始まり〜。
3管ユニゾンを絡めながら,ホレス・シルヴァー〜リー・モーガンの“ファンキー前夜”のハード・バップ・ソロが気持ちいい!
ハンク・モブレーのアドリブは,目立とう精神が足りない? スタートから4小節中2フレーズしか吹かない寡黙なテナー・ソロ。先発2人の予想以上の出来の良さに迷いが生じた? 徐々にテンションが持ち直し「さぁこれから」というところで“真打ち”ドナルド・バードの登場となる。
【タッチ・アンド・ゴー】の勝者はドナルド・バード! 4分51秒からのトランペット・ソロは,クリティカルな“テクニカル”!
7分40秒からのリー・モーガンとの“ソロ交換”は,出足で遅れをとったドナルド・バードだが,ラストの直線で一気にまくる! “黄金の差し足”がお見事である。
HANK MOBLEY : Tenor Sax
DONALD BYRD : Trumpet
LEE MORGAN : Trumpet
HORACE SILVER : Piano
PAUL CHAMBERS : Bass
CHARLIE PERSIP : Drums
歴代誌第一5章 ルベンの子孫
矢野沙織 『02』
コメント一覧 (2)
正に「ブルーノートの音」ですよね。この3人こそBNのシンボル! 加えて+3のリズム隊もザ・ブルーノートですよね。この6人の熱演に酔いしれるのが,BNファンです。