
『GROOVY』の4曲目は【WILLOW WEEP FOR ME】(以下【柳よ泣いておくれ】)。
【柳よ泣いておくれ】の判断が難しい。このトラックの“裏”題名は【柳よ】ではなく【ジャズ批評家よ泣いておくれ】である。
【柳よ泣いておくれ】は“ブルース・フィーリング”溢れる正真正銘の名演である。有名スタンダード・ナンバーでもある。ましてや『GROOVY』は超名盤! 多くのジャズ・ファンが愛聴しているはずである。
このように,真っ先に票が伸びる条件が整っているはずなのに【柳よ泣いておくれ】の名演として,レッド・ガーランドの『GROOVY』を挙げるジャズ批評家は皆無である。かく言う管理人もその中の一人。
なぜか? ここが【ジャズ批評家よ泣いておくれ】の肝である。ズバリ,3でも5でもなく,オール4の演奏なのである。
重さも軽さも,明るさも暗さも,激しさも優しさも…。そう。全てがあると言えばあるのだが,総じて印象が薄い。バランスが整いすぎている。しっかり聴き込めば味があるのだが,そこまで聴き込もうとも思わせない。「三日で飽きる美人顔」であろう。
CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から
THE RED GARLAND TRIO
RED GARLAND : Piano
PAUL CHAMBERS : Bass
ARTHUR TAYLOR : Drums

グルーヴィー

コメント
コメント一覧 (3)
このCDのジャケット大好きです。
【柳よ泣いておくれ】は100回以上は聴いていますが【C ジャム・ブルース】なら200回は聴いています。この差をレビューから感じていただけましたか?