『11TH DIMENSION “KEY”』の4曲目は【ALONE IN LOVE】。
【ALONE IN LOVE】は,情感たっぷりのサックス・バラード。
勝田一樹のアルト・サックスが,音程までも揺れて聴こえるのは気のせいか? 小野塚晃奏でるキーボードの音色が,エコーがかって尺八っぽく聴こえてしまうのは,完全に気のせいである。
キャッチーで甘いメロディーだが,イージーリスニングっぽくて全体の印象としては薄い。
往年のフュージョン・ファンなら絶賛するかもしれない,3分7秒からの盛り上がりは,期待通りではあって期待以上のものではない。これがDIMENSIONの末期カシオペア化&末期スクェア化(内容スカスカの慣性の法則)の前兆に思えて,ディメ・ファンとしては真剣に危機感を抱いたものである。
【ALONE IN LOVE】を聴くたびに,そんな余計な心配を最大の悩み事として友人と語り合っていた,一途なジャズ/フュージョン青年だったことを思い出す。あの頃って薄い悩みしかなかったんだなぁ。
DIMENSION
TAKASHI MASUZAKI : Guitars
AKIRA ONOZUKA : Keyboards & Programming
KAZUKI KATSUTA : Alto Saxophone
サムエル記第二4章 イシ・ボセテが暗殺される
安藤まさひろ 『メロディ・ゴー・ラウンド』
【ALONE IN LOVE】は,情感たっぷりのサックス・バラード。
勝田一樹のアルト・サックスが,音程までも揺れて聴こえるのは気のせいか? 小野塚晃奏でるキーボードの音色が,エコーがかって尺八っぽく聴こえてしまうのは,完全に気のせいである。
キャッチーで甘いメロディーだが,イージーリスニングっぽくて全体の印象としては薄い。
往年のフュージョン・ファンなら絶賛するかもしれない,3分7秒からの盛り上がりは,期待通りではあって期待以上のものではない。これがDIMENSIONの末期カシオペア化&末期スクェア化(内容スカスカの慣性の法則)の前兆に思えて,ディメ・ファンとしては真剣に危機感を抱いたものである。
【ALONE IN LOVE】を聴くたびに,そんな余計な心配を最大の悩み事として友人と語り合っていた,一途なジャズ/フュージョン青年だったことを思い出す。あの頃って薄い悩みしかなかったんだなぁ。
DIMENSION
TAKASHI MASUZAKI : Guitars
AKIRA ONOZUKA : Keyboards & Programming
KAZUKI KATSUTA : Alto Saxophone
サムエル記第二4章 イシ・ボセテが暗殺される
安藤まさひろ 『メロディ・ゴー・ラウンド』
コメント一覧 (6)
カシオペアもスクェアも今でも好きですが「末期カシオペア化&末期スクェア化(内容スカスカの慣性の法則)」は悲しい現実ですね。J−フュージョンの未来を危惧するセラビーさんと一度語り合いたいものです。楽しそう?
カシオペアについて気になる一言がありました。末期カシオペアが「内容スカスカの慣性の法則」とありますが、これはどういう意味でしょうか? (末期も含めて)カシオペアが好きなので、心臓を射抜かれた気がしました。是非“本音”で教えてほしいと思います。
「DIMENSION」は真剣に聴いたことはありません。
近いうちに聴いてみようと思います
早速参考にさせていただいて、聞いてみたいと思います。
近いうちに、調達してきます。
有難う御座いました
エヴァンスから始めてみます? JAZZ道は深いですよ。当ブログで一緒にJAZZの勉強しましょうねっ。
ディメ・ファンのフュージョン・ファンさんの意見は重みがありますね。重みつながりで,是非是非J−フュージョンの重たいお話いたしましょ。毎回楽しいお酒ですので盛り上がることと思います。
私も(末期も含めて)カシオペアが大好きなのは同じです。CDも全部持っています。ただやはり末期の閉塞感は否めません。新作を聴いてもすぐに飽きがきてしまいましたし,惰性で買い続けていました。それが慣性の法則のごとく続いた,という意味での「内容スカスカの慣性の法則」でしたが…。
傷つけてしまったのでしたら,誠に申し訳ございません。私も大梅さん同様,カシオペアの再始動を願い続けています。