『TONIC』の2曲目は【AFRIQUE】(以下【アフリーク】)。

 【アフリーク】に対しては,様々な特別な思いが入り混じってしまって,時に涙なしでは聴けない夜も…。

 そんな私情はおいといて,純粋&冷静に【アフリーク】をレビューするのも至難の業! 例えば1分35秒でのピアノのアタックを聴いてみてほしい。そして感じとってみてほしい。
 ガッチリ作り込んでいるようでいて実はインプロ? インプロのように見せておいて実はバッチリ譜面通り? この相反する両方の感情が数フレーズ毎に揺れ動くのだからたまらない。

 ジャズフュージョンばかりをそれこそ二千枚は聴き込んできた,という自信があった。そんな管理人をして【アフリーク】に,ひいては「メデスキ,マーチン&ウッド」に完全降服&白旗である。真に驚愕&衝撃&ぶっ飛びである!

 ジョン・メデスキが凄い。クリス・ウッドが凄い。ビリー・マーチンが凄い。「メデスキ,マーチン&ウッド」は凄い。ただただ凄い!

 
MEDESKI, MARTIN & WOOD
JOHN MEDESKI : Piano, Melodica
BILLY MARTIN : Drums, Percussion, Mbira
CHRIS WOOD : Bass

TONIC-1
TONIC
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詩編58編 地上の人々を裁く神がいる
チェット・ベイカー 『トランペットの芸術