『NOW’S THE TIME』の3曲目は【KIM】(以下【キム】)。
【キム】は【アイ・ガット・リズム】 のコード進行に基づいて作られたそうだ。そう言われてみれば確かにそんな気がしないでもないが,言われなければ一生気付かなかった?
そう。【キム】は,怒濤のアドリブ・ラッシュ! 正直【アイ・ガット・リズム】の名残などない,と言い切ってしまおう。
チャーリー・パーカーが凄い。最初から最後まで,ただアドリブを奏でるだけの演奏であろうが,ピアノ・トリオの演奏に合わせて自身のアドリブを組み立てている。
例えば,マックス・ローチの躍動するドラミングの波に乗り,揺れるビートを“逆手に取ったメロディ”を被せていく。正にカウンター・パンチにごとく効きまくる。それも「パーカー・フレーズを使ってカウンターを放っている。大天才である。
この機知に富んだアイディアを“芸術”として表現できるサックス・プレイヤーは,未だにチャーリー・パーカーだけであろう。管理人は心から“BIRD”を絶賛いたします。
CHARLIE PARKER : Alto Saxophone
HANK JONES : Piano
TEDDY KOTICK : Bass
MAX ROACH : Drums
詩編71編 老齢の人の確信
e.s.t. (エスビョルン・スヴェンソン・トリオ) 『ホエン・エヴリワン・ハズ・ゴーン』
【キム】は【アイ・ガット・リズム】 のコード進行に基づいて作られたそうだ。そう言われてみれば確かにそんな気がしないでもないが,言われなければ一生気付かなかった?
そう。【キム】は,怒濤のアドリブ・ラッシュ! 正直【アイ・ガット・リズム】の名残などない,と言い切ってしまおう。
チャーリー・パーカーが凄い。最初から最後まで,ただアドリブを奏でるだけの演奏であろうが,ピアノ・トリオの演奏に合わせて自身のアドリブを組み立てている。
例えば,マックス・ローチの躍動するドラミングの波に乗り,揺れるビートを“逆手に取ったメロディ”を被せていく。正にカウンター・パンチにごとく効きまくる。それも「パーカー・フレーズを使ってカウンターを放っている。大天才である。
この機知に富んだアイディアを“芸術”として表現できるサックス・プレイヤーは,未だにチャーリー・パーカーだけであろう。管理人は心から“BIRD”を絶賛いたします。
CHARLIE PARKER : Alto Saxophone
HANK JONES : Piano
TEDDY KOTICK : Bass
MAX ROACH : Drums
詩編71編 老齢の人の確信
e.s.t. (エスビョルン・スヴェンソン・トリオ) 『ホエン・エヴリワン・ハズ・ゴーン』
コメント一覧 (2)
マックス・ローチもバードにあおられたのか,最高のドラミングで花を添えているように聴こえます。やはり本心はついて行くだけで精一杯だったのかも知れませんね。