《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
 『ジャズ名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
 そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
 ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》

 「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
 今回は372位〜375位の発表です。
 


カリフォルニア・メッセージ★375.WHISPER NOT
CALIFORNIA MESSAGE
ベニー・ゴルソン
 
 
 


MILES IN BERLIN-1★373.WALKIN'
MILES IN BERLIN
マイルス・デイビス
 
 
 


クールの誕生★373.MOVE
BIRTH OF THE COOL
マイルス・デイビス
 
 
 


SATURDAY MORNING★372.SATURDAY MORNING
SATURDAY MORNING
ソニー・クリス
 
 
 


 マイルス・デイビスの「クール」と「モード」の代表作が同時ランクイン
 『クールの誕生』は9重奏楽団。『マイルス・イン・ベルリン』は黄金クインテット。これだけの才能を「集結させ統率した」マイルス・デイビスは,やはり“帝王”と呼ばれるにふさわしい。

 管理人がマイルス・デイビスを凄いと思うのは【ムーヴ】でも【ウォーキン】でも,トランペットの出番は多くはないが,それでもしっかり「ザ・マイルス・デイビス」してみせるところ!
 リー・コニッツウェイン・ショーターアドリブに狂喜し,見守り,その感動をマイルス・デイビス自身のアドリブにフィードバックする“夢の循環”がここにある!

アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION



マラキ書1章 粗末な犠牲を差し出す祭司たち
バド・パウエル 『ジ・アメイジング・バド・パウエル VOL.4