『SOME SKUNK FUNK』の2曲目は【SPONGE】(以下【スポンジ】)。

 管理人にとって「ブレッカー・ブラザーズ」を聴く楽しみの1つが「隠れ」ギター! 「ブレッカー・ブラザーズ」の後ろで“実は凄い”エレキ・ギターが大活躍,というナンバーが大好物!
 ズバリ,この構図に当てはまるのが【スポンジ】である。

 【スポンジ】は「ブレッカー・ブラザーズ」+ビッグ・バンドの“いいとこどり”ゆえ,聴き所は無限大!
 3人のソロイストマイケル・ブレッカーランディ・ブレッカーピーター・アースキンの最上級のアドリブWDRビッグ・バンドの“ド迫力”アレンジに圧倒されてしまう。

 でもでも管理人は“分厚い”音の壁を難なく“スリヌケル”WDRメンバー=ポール・シギハラエレキ・ギターに“釘付け”にされてしまう。
 広義では5分17秒からのアドリブ・タイム=ピーター・アースキンドラムソロとされてはいるが,管理人にとってはポール・シギハラの“バッキング・ギター・タイム”! 「いぶし銀」のエレキ・ギターがあるからこそ“熱狂的な”ピーター・アースキンドラミングが引き立っている。

 そう。【スポンジ】のような豪華な演奏には,必ず“隠し味”が入っている。隠し味=ポール・シギハラエレキ・ギター抜きに【スポンジ】は楽しめない。

 
RANDY BRECKER : Trumpet
MICHAEL BRECKER : Tenor Saxophone
JIM BEARD : Piano, Synthesizer
WILL LEE : Electric Bass
PETER ERSKINE : Drums
MARCIO DOCTOR : Percussion

THE WDR BIG BAND KOLN CONDUCTED BY VINCE MENDOZA

SOME SKUNK FUNK-1
SOME SKUNK FUNK
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格言の書27章 わが子よ,私の心を喜ばせよ
アルバート・アイラー 『スピリッツ・リジョイス