『HEAD HUNTERS』の3曲目は【SLY】(以下【スライ】)。
【スライ】こそがジャズ・ファンクだ! ハービー・ハンコックの“洗練された黒さ”を大いに楽しめる。
2分3秒から始まる,ミディアムからアップテンポへの展開は,バンド全体にスイッチが入ったかのようにビートがうねる! 5分27秒から9分21秒までのハービー・ハンコックのシンセ・ソロが全速力で駆け抜ける!
ただしハービー・ハンコックが熱いだけに,フロントの迫力不足が逆に目についてしまう。
HERBIE HANCOCK : Fender Rhodes Electric Piano, Clavinet, Arp Odyssey Synthesizer, Arp Soloist Synthesizer, Pipes
BENNIE MAUPIN : Soprano Saxophone, Tenor Saxophone, Saxello, Bass Clarinet, Alto Flute
PAUL JACKSON : Electric Bass, Marimbula
HARVEY MASON : Drums
BILL SUMMERS : Congas, Shekere, Balafon, Agogo, Cabasa, Hindewho, Tambourine, Log Drum, Surdo, Gankoqui, Beer Bottle
ルツ記1章 ナオミはルツと一緒にベツレヘムに戻る
アート・ペッパー 『リターン・オブ・アート・ペッパー』
【スライ】こそがジャズ・ファンクだ! ハービー・ハンコックの“洗練された黒さ”を大いに楽しめる。
2分3秒から始まる,ミディアムからアップテンポへの展開は,バンド全体にスイッチが入ったかのようにビートがうねる! 5分27秒から9分21秒までのハービー・ハンコックのシンセ・ソロが全速力で駆け抜ける!
ただしハービー・ハンコックが熱いだけに,フロントの迫力不足が逆に目についてしまう。
HERBIE HANCOCK : Fender Rhodes Electric Piano, Clavinet, Arp Odyssey Synthesizer, Arp Soloist Synthesizer, Pipes
BENNIE MAUPIN : Soprano Saxophone, Tenor Saxophone, Saxello, Bass Clarinet, Alto Flute
PAUL JACKSON : Electric Bass, Marimbula
HARVEY MASON : Drums
BILL SUMMERS : Congas, Shekere, Balafon, Agogo, Cabasa, Hindewho, Tambourine, Log Drum, Surdo, Gankoqui, Beer Bottle
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アート・ペッパー 『リターン・オブ・アート・ペッパー』
コメント一覧 (6)
ヘッドハンターズでのベニー・モウピンが好きですが,リー・モーガンと共演したモウピンも味があります。はい。カッコイイです。
「Sly」はアルバムの中では良く聴く方です。展開がコロコロ変わるので飽きないですね。
「カッコいい」という感覚より「そうくるか!面白い!」という感覚の方が強いですね。
最初はゆっくりだけど、しばらくしたらアップテンポでテナーサックスが歌いまくる。それから・・・文字に起こすのは困難ですな。
ここも、前に私が言った「時代を先取り“し過ぎた”」部分の1つかも?
「フロントの迫力不足」という表現、素晴らしいです。至言中の至言でございます。
Herbie Hancockはリスナーも置いてけぼりにした上に、バンドメンバーも置いてけぼりにしたのかな?
今のは半分冗談ですが、本当にそのような状態であったなら流石に笑ってしまいますね 笑
アドリブログでHerbie Hancockはこのアルバムしか取り上げてないようですが、他の批評ももっと見てみたいです。
Chick CoreaやHerbie Hancockは他のジャズメンと少し“ズレた”楽しみがあると思います。
多分Chick Coreaに関しては管理人さんに追いつくのは時間の問題ですが、(結構なスピードで買い集めているので)Herbie Hancockは管理人さんの後を追う形になると思います。
4次元なピアニストであるHerbie HancockのCD批評待ってますよ〜
(4次元なピアニストは私の知り合いが言っておりました)
【SLY】についての熱い分析コメントですよね。チック・コリアに続いてハービー・ハンコックにもドム男さんの愛情を感じます。ハービー,私も大好きです。
それでハービーの所有アルバムを数えたら44枚ありました。アドリブログは洋邦の順番で,かつ海外ジャズメンはアルファベット順でレビューしていますから,通常であれば3年後ぐらいにはハービーに辿り着くかもしれません。それまで待てそうですか?
ドム男さんにはまずはチックを極めてほしいと思いますが,チックを究めるためにはクロスしているハービーも同時に聴き込んだ方が良いわけですし。
リクエストがあればイレギュラーでハービーを手掛けることも考えようかと思っています。
私のコメントそんなに熱かったでしょうか?笑
Herbie Hancockの「Head Hunters」は相当アタリのアルバムを引いた気持ちなので、熱くなったのかな?
というか44枚ですか!?しっかりコレクションしてるじゃないですか!
とは言えど私のコメントは「訪問者の意見」に過ぎません。
なのでイレギュラーな順番でレビューするかは、管理人さんの考えで決めて頂きたいです。
私もChick CoreaとHerbie Hancock同時進行していかなければ。
ハービー・ハンコックの44枚は普通レベルです。ドム男さんもコンプリートを目指さなくともすぐにこれぐらいは集めることになるように思います。
44枚はリーダー名義の枚数ですので企画盤とかも他にありますしデュオ名義もありますし,マイルス絡みやサイドメントとしてのハービーを数えて行けばプラス100は行くと思います。流石に今の更新頻度でハービーのレビューを取り上げるとなると半年以上アドリブログは「ハービー祭り」になってしまいますので3年間お待ちいただけるでしょうか? どうしても我慢できなくなったらまたリクエストしてくださいねっ。
来週には「デイヴ・ウエックル・アコースティック・バンド」UPいたします!