『RAY BRYANT PLAYS』の2曲目は【BLUE MONK】(以下【ブルー・モンク】。


 【ブルー・モンク】におけるレイ・ブライアントのプレイに唸ってしまう。モンク調で灰汁の強い【ブルー・モンク】を,自分の土俵に持ち込んで消化できている。これは“レイ・ブライアントの”【ブルー・モンク】である。

 54秒からのアドリブは,完全なるブライアント節! レイ・ブライアントにとっては天下のモンク調も一つのモチーフに過ぎないのでは?
 スラスラと一筆書きの【ブルー・モンク】。これぞ名演である。

CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から

RAY BRYANT : Piano
TOMMY BRYANT : Bass
OLIVER JACKSON : Drums