《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
 『ジャズ名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
 そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
 ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》

 「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
 今回は331位〜334位の発表です。
 


WINTER MOON★334.THE PRISONER
WINTER MOON
アート・ペッパー
 
 
 


CONCIERTO-1★334.YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
CONCIERTO
ジム・ホール
 
 
 


STUDY IN BROWN-1★334.TAKE THE 'A' TRAIN
STUDY IN BROWN
クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ
 
 
 


キャンディ+1(SHM-CD)★331.ALL THE WAY
CANDY
リー・モーガン
 
 
 


キャノンボール・アダレイ・イン・サンフランシスコ+1★331.THIS HERE
CANNONBALL ADDERLEY IN SAN FRANCISCO
キャノンボール・アダレイ
 
 
 


アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション+1(SHM-CD)★331.STRAIGHT LIFE
ART PEPPER MEETS THE RHYTHM SECTION
アート・ペッパー
 
 
 


 アート・ペッパーの前期と後期を代表する2曲が同時ランクイン! 【ストレイト・ライフ】での“アドリブの冴え”は,リズム・セクションの動きに一層しなやかに反応したインタープレイ名演。一方の【ザ・プリズナー】では“魂の叫び”が,何とも言えない味を出している。

 「前期派」「後期派」の論戦を交わすのが好きな管理人ですが,この2曲を続けて聴くと無口にならざるをえない。甲乙付けるのが無意味に思えてしまう。アート・ペッパーの演奏には時代を超えた音がある。

アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION



テサロニケ第一3章 テモテの報告に慰められる
WEATHER REPORT 『トーキョー 1978