HIP POP BOP-1 『HIP POP BOP』(以下『ヒップ・ポップ・バップ』)は,前スペシャル企画盤『アップストリーム』路線を推し進めた“HIPでPOPなakiko流ジャズCD

 先行シングルとしてリリースされたスウィング・アウト・シスターとのコラボレーシュン=【WATERS OF MARCH】や,ガンズ・アンド・ローゼスの【PARADISE CITY】からガーシュウィンの【’S WONDERFUL】までの幅広い選曲も“HIPでPOPなakiko流ジャズ”している。

 トラック毎に異なる方向性を一枚のアルバムにまとめても散らばり感がほとんどないのは,akikoのヴォイスの存在感が増したからだろう。

HIP POP BOP-2 akikoは単に歌が上手い“ジャズ・ボーカリスト”ではない。POPなアレンジに乗せられたジャズビートをしっかりと歌いこなす,実力派の“ジャズ・シンガー”である。

 【SKINDO-LE-LE】での“ジャズ・ビューティー”ぶりは,CD帯のキャッチコピー「カワイイくせに,カッコいい」を“地”で行く名演である。

  01. Intro
  02. Waters Of March
  03. Manual
  04. Paradise City
  05. Lover Man
  06. I've Got The World On A Strings
  07. 'S Wondeful
  08. Blues No.8
  09. Do You KNow?
  10. Skindo-Le-Le
  11. Midnight Sun
  12. Smile

(ヴァーヴ/VERVE 2002年発売/UCCJ-2017)

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