『PERFECT RELEASE DISC 1』の3曲目は【SHANG−HI(MOBO#1)】(以下 【上海(モボ1号)】)。

 ノッケからのマイケル・ブレッカーのチャイナ風のテナーサックスが本当に最高で,いつ聴いても頭クラクラのヘビロテ・ナンバー。

 通常モードのマイケル・ブレッカーは,バンドのヴォーカルとして【上海(モボ1号)】を絶叫していくのだが,フラジオを混ぜながらのアドリブが最高に素晴らしく,マイケル・ブレッカーのバック・バンドとして演奏していた眠れる獅子の凄腕たちが,音楽全体のバランスを維持しながら「自己主張」を開始してくるクダリが最高すぎる。

 マイケル・ブレッカー渡辺香津美マーカス・ミラーオマー・ハキムロビー・シェイクスピアスライ・ダンバーによる頭取りの総合戦!

 …にしても変態合戦なのにCOOLである。…変態合戦なのにモダンである。

 
KAZUMI WATANABE : Guitar
MICHAEL BRECKER : Tenor Sax
MARCUS MILLER : Bass
ROBBIE SHAKESPERE : Bass
OMAR HAKIM : Drums
SLY DUNBAR : Drums

PERFECT RELEASE-1
Perfect Release
アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION



民数記15章 生来のイスラエル人と外国人居住者に同じ律法
ウェイン・ショーター 『ネイティヴ・ダンサー