『LIVE IN TOKYO』の7曲目は【TALK TO YOUR DAUGHTER】(以下【トーク・トゥ・ユア・ドーター】。
【トーク・トゥ・ユア・ドーター】が最高である。多くのフュージョン・ファンには人気薄と思われるが【トーク・トゥ・ユア・ドーター】を聴けただけで,管理人には『ライヴ!』を買った意味がある。それほどの“ツボ”なトラックである。
要は「ど・ブルース」! この“ダルダルで適当な”一癖も二癖もある演奏が至福のひととき!
1分26秒でのロベン・フォードの「ゴーアヘッド・ラリー!」の合図で始まる,ラリー・カールトンのブルース・ショー! これまでもラリー・カールトンの個性溢れるアドリブを聴き込んできたが,こんなに楽しそうなラリー・カールトンをイメージしたことはかつてない! この瞬間,もうラリーの頭の中にはロベン・フォードはいない。ただ“無我夢中で”ブルース・ギターを弾いている。
このラリー・カールトンの“闘魂注入”に触発されたか,続く,ジェフ・パブコのキーボード・ソロもロベン・フォードのギター・ソロも,ノリ以外は全てがとっぱらいで…。うわわあ〜。
CD視聴(試聴)・購入はジャケット写真から
LARRY CARLTON : Guitar
ROBBEN FORD : Guitar
JEFF BABKO : Keyboards
TOSS PANOS : Drums
TRAVIS CARLTON : Bass
コメント
コメント一覧 (2)
譜面読みや音楽理論は必要でしょうが,音を楽しむと書く音楽には理屈など不要です。この泥臭いラリー・カールトンのテキサスの西部ギターは理屈ぬきに最高です。