《 アメリカが生んだ文化・芸術であるジャズは,国の歩みと同様に,融合,発展,解放,そして時には模索と,最も人間臭い過程を繰り返してきた。
 『ジャズ名曲なし,名演あるのみ』の言葉通り,瞬時のインプロヴィゼーションに自己の感性と創造性の全てを賭けたアーティストたちの演奏は,テンションとなり,リラクゼイションとなって漂い流れる。
 そして,最も人間的な文化所産であるが故に,時代を超えた生命力を持ち続けているのだ。
 ジャズは生きている。モダン・ジャズ珠玉の名演。 》

 「MODERN JAZZ BEST SELECTION TOP500」。
 今回は269〜275位の発表です。
 


THE GENIUS OF BUD POWELL-1★275.TEA FOR TWO
THE GENIUS OF BUD POWELL
バド・パウエル
 
 
 


ナイト・トレイン★275.NIGHT TRAIN
NIGHT TRAIN
オスカー・ピーターソン
 
 
 


フォー・ジャンゴ★269.DJANGO
FOR DJANGO
ジョー・パス
 
 
 


ブラック・コーズ★269.BLACK CODES
BLACK CODES
ウイントン・マルサリス
 
 
 


Far Cry★269.LEFT ALONE
FAR CRY
エリック・ドルフィー
 
 
 


Blue Train★269.LOCOMOTION
BLUE TRAIN
ジョン・コルトレーン
 
 
 


CLIFFORD BROWN=MAX ROACH-1★269.THE BLUES WALK
CLIFFORD BROWN=MAX ROACH
クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ
 
 
 


ザ・ビギニング・アンド・ジ・エンド★269.DONNA LEE
THE BEGINING AND THE END
クリフォード・ブラウン
 
 
 


 ジョー・パスによるジャンゴ・ラインハルトへのトリビュート盤=『フォー・ジャンゴ』には,2つの【ジャンゴ】が収録されている。
 【ジャンゴ】と来ればMJQによる決定的な名演があるが,ジョー・パスの【ジャンゴ】が乙である。慣れ親しんだヴァイヴに勝るとも劣らないアコースティック・ギターによるテーマが“涙もの”である。
 インテンポになってからのアドリブでは,ジャンゴ・ラインハルトへの愛が溢れるジョー・パス・オリジナル!
 ストレートな定番フレーズで攻めるジョー・パスこそが,ジャズ・ギターの“巨匠”であろう。

アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION



迫害に遭ってもあきらめない(エレ20:1-18)
安達久美 CLUB PANGAEA 『パンゲア