
新鮮な気持ちで久しぶりに聴いた『FRESHNESS』は,以前の印象程悪くはない。
『FRESHNESS』のキーマンは熊谷徳明。カシオペアへ新加入の3作(『ドラマティック』『アンサーズ』『ハーティ・ノーツ』)までは“大先輩のビッグ・ネーム”ナルチョのベースに合わせていたが『ASIAN DREAMER』で,野呂一生に許可された(野呂一生もあきらめた?)“ナルチョの大爆発”以降は,熊谷徳明も「自分が,自分も」路線を突っ走っていく。

【IHILANI】【SLEEK PASSAGE】は名演である。
01. hello there
02. keep ahead
03. hard boiled
04. juicy jam
05. intensive way
06. 陽炎 (heat haze)
07. ihilani
08. star carousel
09. coastal dreaming
10. loop of magic
11. sleek passage
(ポニー・キャニオン/PONY CANYON 1995年発売/PCCR-00150)
コメント一覧 (2)
実はこの「フレッシュネス」ボクの中ではかなり、評価が高いのです。
恐らく、カシオペアのアルバムの中ではかなり地味な部類に入るであろうと思われますが、実はしっかりと作り込まれた楽曲とアレンジに好感を持っていて、今でも愛聴盤なんです。
一曲一曲は小粒な感じがしますが、何故か安心して聴く事が出来るんです。
当時、どのメンバーか忘れましたが、熊谷氏の「loop of magic」をカシオペアよりカシオペアらしい曲と言っていたのを覚えてます(笑)
「IHILANI」「SLEEK PASSAGE」はボクも大好きな曲です。
ボクのカシオペア熱は、もう少し先の方まで、続いてるんですよ♪
『FRESHNESS』の評価がだんだん良くなってきていました。そこへ風の少年さんより絶賛のコメントが届いたものでビックリです。
ナルチョ時代のカシオペアが,もしかしたらジンサク時代のカシオペアより上なのかもしれませんね。そう心の中では思っても口に出せない熱烈ジンサク・ファンのもう一人の自分がいますが…。です。
正直『FRESHNESS』から『BITTER SWEET』までは「どうせダメなんだろうけどもしかしたら復活?」の期待半分の複雑な心境で2,3回聴いて終了のパターン。真剣に聞いてエンジョイしていた風の少年さんをうらやましく思います。
空白の『FRESHNESS』から『BITTER SWEET』。風の少年さんと熱心に語り合えるように,今日から真剣に聴き直してみようと思っています。