
そんな感じなものだから『BE』と来れば,当時流行った「冷めたピザ」発言を思い出す。管理人のカシオペアへの“お熱”もすっかり冷めてしまっていた。
今回の『BE』批評のために,相当久しぶりに聴いた『BE』。「あれれ? こんなにいい感じだったっけ?」が正直な感想。「冷めたピザ」でもおいしく食べられる。もしかして?
この「冷めたピザ」の真意とは,実は褒め言葉である。

『BE』には,カシオペアにしては珍しい,多数のゲスト(大儀見元,赤木りえ,R.P.M)参加有。
しかし全く気にならない。ゲストの音が気にならない。耳に残るはカシオペアの大熱演&キャッチー路線のメロディアス。ノンジャンルな楽曲群なのに,印象としてとっても聴きやすい。

01. DREAM MAKER
02. THE PURPLE BIRD
03. HOLE HEARTEDLY
04. TREASURE
05. YOURS LOVINGLY
06. ALL THE TIME
07. THIRD POSSIBILITY
08. FINAL MATTER
09. NIGHT BREEZE
10. THE DAY OF SELECTION
11. LET IT RAIN
12. INNER CHILD
(ポニー・キャニオン/PONY CANYON 1998年発売/PCCR-00285)
(☆スリップ・ケース仕様)
(☆スリップ・ケース仕様)
コメント一覧 (2)
私は1994年発表の「ハーティ・ノーツ」購入で、一旦Casiopeaを離れました。
再開したのがこの「Be」。神保さんの正式復帰(サポートだとしても!)を知って〜です。
冒頭の「Dream MAKER」はその拍頭、何度聴いても理解できません(苦笑)。しかしそんなトリッキーさ、かつてのCASIOPEAらしさに溢れ、愛聴した1枚でした。
以降は、「良い」「悪い〜イマイチ?」を繰り返していたように思います。
hiroaki0907sさんも『LIGHT AND SHADOWS』を飛ばして『BE』で神保さんの復帰を祝われたのですね。
私はhiroaki0907sさんと違って一聴しておしまいの思い出しかなかったのですが,今更ながら開眼の気配の濃厚。いざ愛聴盤への道へ?