BE-1 『FLOWERS』の後のゴタゴタが嫌いで『LIGHT AND SHADOWS』を飛ばして買った『BE』。

 そんな感じなものだから『BE』と来れば,当時流行った「冷めたピザ」発言を思い出す。管理人のカシオペアへの“お熱”もすっかり冷めてしまっていた。

 今回の『BE批評のために,相当久しぶりに聴いた『BE』。「あれれ? こんなにいい感じだったっけ?」が正直な感想。「冷めたピザ」でもおいしく食べられる。もしかして?

  この「冷めたピザ」の真意とは,実は褒め言葉である。

BE-2 『BE』は,ジンサク時代のカシオペアアゲイン! 分裂前の『EUPHONY』に似た雰囲気が漂っている。「冷めたピザ」アゲイン

 『BE』には,カシオペアにしては珍しい,多数のゲスト(大儀見元赤木りえR.P.M)参加有。
 しかし全く気にならない。ゲストの音が気にならない。耳に残るはカシオペアの大熱演&キャッチー路線のメロディアス。ノンジャンルな楽曲群なのに,印象としてとっても聴きやすい。

BE-3 野呂メロディー“萌え”な【DREAM MAKER】【THE PURPLE BIRD】【HOLE HEARTEDLY】【TREASURE】【ALL THE TIME】【THIRD POSSIBILITY】【THE DAY OF SELECTION】【INNER CHILD】には,往年のカシオペア復活が感じられるし,向谷メロディー“萌え”な【FINAL MATTER】【LET IT RAIN】には,現在進行形のカシオペアらしさが感じられる。

  01. DREAM MAKER
  02. THE PURPLE BIRD
  03. HOLE HEARTEDLY
  04. TREASURE
  05. YOURS LOVINGLY
  06. ALL THE TIME
  07. THIRD POSSIBILITY
  08. FINAL MATTER
  09. NIGHT BREEZE
  10. THE DAY OF SELECTION
  11. LET IT RAIN
  12. INNER CHILD

(ポニー・キャニオン/PONY CANYON 1998年発売/PCCR-00285)
(☆スリップ・ケース仕様)

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