
何か新しい音を打ち出したかったのだろう。ジャズ/フュージョン好きにはたまらない,トランペットとテナー・サックスの導入にときめいた。
「これ,これだ」と喜んだファンの一人だったが,残念ながらブラスの導入は『MATERIAL』のみ。
『MATERIAL』の名演2曲=【PRECIOUS JOY】と【LUCKY STARS】もナルチョと向谷実作。
リーダーとしてもコンポーザーとしても,新生改め真正改め神保復帰のカシオペアの変化に野呂一生一人が追いつけていない。

01. FREAK JACK
02. DOWN SOUTH
03. TWINKLE VISIONS
04. NATURALLY
05. THE NIGHT IN BLUE
06. LONGING
07. PRECIOUS JOY
08. LUCKY STARS
09. PROMENADE
10. DAY AND NIGHT
11. CITY TALK
(ポニー・キャニオン/PONY CANYON 1999年発売/PCCR-00304)