『AN INSATIABLE HIGH』の2曲目は【MALIBU】。

 実に高中正義“らしい”【SEXY DANCE】に続くのが,実に高中正義“らしくない”【MALIBU】である。

 高中正義の“最高傑作”【MALIBU】の肝は高中正義のソングライティングにあるのだが
MALIBU】の主役はパトリース・ラッシェンエレピ! もうトロットロに溶けてしまう!

 加えて【MALIBU】には,もう1人,影の主役がいる。それがアレンジャー=深町純
 深町純ストリングスの響きが,パトリース・ラッシェンエレピの動きをサポートしながら涙腺崩壊へと導いていく!

 真っ昼間なのに,外は快晴だというのに,頭の中にイメージは海辺のビーチのサンセットか,軽井沢の避暑地なのに,どうしても涙腺が崩壊してしまう。
 パトリース・ラッシェンのゆったりと,それでいて心のヒダに優しく触れてくる,繊細で絵画的表現は映画音楽の世界観をも超えている! 最高に素晴らしい!

 
MASAYOSHI TAKANAKA : Guitar
LEE RITENOUR : Guitar
PATRICE RUSHEN : Keyboards
CHUCK RAINEY : Bass
ED GREENE : Drums
PAULINHO : Percussion

AN INSATIABLE HIGH-1
AN INSATIABLE HIGH
アドリグをログするブログ “アドリブログ”JAZZ/FUSION



エステル記3章 ハマンはユダヤ人を滅ぼすことをたくらむ
木住野佳子 『ランデヴー』ート』