
え〜っと,表は『YOU ARE SO BEAUTIFUL』か『TENDERNESS』か『PRAHA』だ,という怒号は無視できても,裏が『ボッサ・ノスタルジア』という主張には少々の説明が必要?
確かに『ボッサ・ノスタルジア』は木住野佳子の人気盤ランキングでは下位に沈むであろうことは管理人も同意する。しかし『ボッサ・ノスタルジア』ほど“糸を引く”CDもない。聴けば聴く程“不思議な味わい”だけが残る。また聴きたくなるのだ。
『ボッサ・ノスタルジア』は『SIESTA』に続く木住野佳子のボサノヴァ第二集であって,良くも悪くもストリングスがハマリ役の“爽やかな”音世界が描かれている。

正にタイトル通りの『ボッサ・ノスタルジア』である。郷愁のメロディに乗っかってくるボッサのリズムが“ほんのり軽く”ジャズしている。
くぅ〜。裏名盤である。星5つはあげられないのだけど…。
01. 夏への扉
02. bossa libra
03. double rainbow
04. 紫陽花
05. ukiuki
06. nostalgia
07. bossa de funk
08. passarim
09. お散歩
10. agua de beber
11. one note samba
12. sue ann
(GRP/GRP 2006年発売/UCCJ-2048)
(ライナーノーツ/木住野佳子)
(ライナーノーツ/木住野佳子)
コメント
コメント一覧 (2)
ボサノバの明るくて、あの哀愁漂う世界が好きなんですよね〜日本人って♪
このアルバムも良い意味で肩に力が入ってない、リラックスムード全快の木住野ワールドが楽しめて大好きです。
個人的に「ボッサ・リーブラ」は名曲だと思うし、「紫陽花」の切なくも何処かに希望を感じるメロディーは、日本人の感性にピッタリハマる曲だと思います。
本当に素敵なピアニストですよね!
木住野さんは♪
『ボッサ・ノスタルジア』を評価されるとはお耳が高いですよ。『ボッサ・ノスタルジア』な感じこそ,木住野さんの持ち味ですよね。つい何度でも聴いてしまう不思議な魅力に激ハマリ中で〜す。