
小林香織が“少女から大人の女性へ”脱皮した。『グロウ』は,プロデュース&アレンジに『ソーラー』の大坪稔明氏を再び起用し,ダンサブルでリズミック,メロウかつエモーショナルに“ジャズ界の歌姫”らしく自分の感性を表現している。
『グロウ』で感じたアダルト路線。当初はバックの凄腕ジャズメンが“クールにグルーヴ”しているせいだと思っていたが,このディープ・インパクトは小林香織の熟成の証し。アルト・サックスの音色も野太く深い陰影の表情を見せている。

冒険したのかなぁ。でも実はちょっぴりワルなのが“素”の小林香織だったりして?


次作へ期待半分不安半分。
CD
01. AIRFLOW
02. WARMTH
03. PASSING LANE
04. WALK IN THE NIGHT
05. DAWN IVORY
06. MONOCHROME
07. EXPLORE THE FIELD
08. LULLABY CHILD
09. TOY'S JAM
10. HOW DEEP IS YOUR LOVE
DVD
01. AIRFLOW [VIDEO CLIP]
02. WARMTH [VIDEO CLIP]
(ビクター/JVC 2007年発売/VIZJ-7)
★【初回限定盤】 CD+DVD
★【初回限定盤】 CD+DVD