LUCKY SUMMER LADY-1 正直に語ろう。“スクェア命”を公言する管理人であるが,かつて,スクェア・ファンにあるまじき,スクェアへの理解と愛情が決定的に欠落している暗黒時代が存在していた。

 『LUCKY SUMMER LADY』(以下『ラッキー・サマー・レディー』)『MIDNIGHT LOVER』『MAKE ME A STAR』『ROCKOON』の4枚,安藤まさひろが『WORDLESS ANTHOLOGY』シリーズで「スクェアの1期」と分類した上記4枚は,2001年発売の「DSDマスタリングシリーズ」で初購入。遅れてどうもすみません。

 “スクェア命”の管理人が,なぜ20年以上も未購入で放置してきたのか? 以下の苦しい言い訳は管理人とザ・スクェアの出会いから語らねばなるまい。

 そもそも管理人がザ・スクェアと出会ったのは,ザ・スクェアのライバル=カシオペアつながり。
 すでにカシオペアがブレイク中。人気が出てうれしい反面,淋しさも感じるファン心理だったのか,フュージョン・ファンの友人と密かに「世間がまだ知らないバンドを応援しよう」がきっかけだった。その2人きりの作戦会議で名前が挙がったのが友人一押しのザ・スクェア
 この時点でザ・スクェアを知らなかった管理人は,急いでレコード屋へ向かい,まずはベスト盤=『LIGHT UP(BEST SELECTION)』(以下『ライト・アップ − ベスト・セレクション』)をGETしたきた(昔懐かしいミュージック・カセット・テープ版)。

 この『ライト・アップ − ベスト・セレクション』が名盤だった。なにせ現在でも所有し,今でもたまに聴いているぐらい(今日もこの記事を書きながら聴いています)。今でも聴く理由はオリジナル・アルバム未収録の【トゥー・ヤング・トゥ・ラブ】が大好きだからです。フルートベースの“絡み具合”が最高なのです。お〜っと,脱線注意。

 そう。『ライト・アップ − ベスト・セレクション』のせいで「スクェアの1期」の4枚が,頭の中で“一緒くた”なのです。
 もう『ライト・アップ − ベスト・セレクション』=「スクェアの1期」のイメージが構築されて崩れない。いやっ,崩したくない。それで20年以上も未購入で放置(いくらなんでも未聴ではないですよ。レンタル屋さんで借りていました)。
 スクェア・ファンの読者の皆さん。こんなんで“スクェア命”を公言してしまい,申し訳ございませんでした。現在では(企画盤で未入手が数枚ありますが)オリジナル盤完璧コンプリート済ですので“スクェア命”を公言してもいいですよね?

LUCKY SUMMER LADY-2 久しぶりに聴く,全曲通しの『ラッキー・サマー・レディー』である。1曲目が『ライト・アップ』と同じ【ア・フィール・ディープ・インサイド】なので安心であった。続くは【ラッキー・サマー・レディー】。コーラスはキーボード宮城純子だったでしょ? 来るは来るはの全曲制覇。なあ〜んだ,全部知ってるじゃん!

 そんなこんなで『ラッキー・サマー・レディー』の購入は,管理人の“スクェア命”の暗黒時代を補強してくれた。うれしい。
 でももっとうれしいのは念願のエロジャケ所有。こんな淑女がはいているパンティとは? からのパンモロが素晴らしい。
 『ラッキー・サマー・レディー』を知っていると『T COME BACK』の裏ジャケが何倍も楽しめます。

  01. A FEEL DEEP INSIDE
  02. LUCKY SUMMER LADY
  03. THE NUMBER
  04. FUTURE FLY
  05. I WON'T LAST A DAY WITHOUT YOU
  06. BEFORE IT'S GONE TOO FAR

(CBSソニー/CBS/SONY 1978年発売/VRCL2101)
(ライナーノーツ/野口久光)
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