MORNING JAM / クリヤ・マコト 本日放送,FM福岡「モーニングジャム」の「ジャムテレ」に,ジャズ・ピアニストクリヤ・マコトがゲスト出演しました。

 以前にもアドリブログに書いたと思いますが,毎日ラジオを聞いていると,FMにもAMにも結構な高頻度でジャズ・ミュージシャンがゲスト出演しています。いつも耳ダンボで聴いてはいても,帰宅後,記事に起こそうと思った瞬間から健忘症のボツ決定。
 しか〜し,今日は仕事がお休み。月曜日の朝なので週末のニュースが一様に紹介されていましたが,福岡の週末と来れば,そう。中洲ジャズ2010! TOGGYさんは2日間共中洲ジャズへ参戦し,管理人と同じく筋肉痛のようです。

 さて,ナカジーとのトークでも中洲ジャズについて語ったクリヤ・マコトクリヤ・マコトも「RHYTHMATRIX」にて出演。キース・ジャレットをリスペクトしているクリヤ・マコトなので本当は見たかったのですが『J.A.M,フライド・プライド,日野皓正』のステージとかぶってしまったので,クオシモードと共に泣く泣くあきらめた次第でした。
 
 クリヤ・マコトのトークを聞いていると,やっぱり見るべきだったかも? なになに,中洲ジャズ2010でのライブは,クリヤ・マコトのミュージシャン生活中「生涯ベストの何ステージかに入る」発言有! これはリップ・サービスではないと思う。なぜなら「ライブ終了後,日野さんやTOKUも,中洲ジャズを絶賛していた」発言有! この第三者話法にクリヤ・マコトの本音を聞けた。

 元々の汗っかきだが,ステージ上は風も通らない。照明も当たる。汗が滝のように流れ落ちる。(管理人は関係ないと思いましたが)「RHYTHMATRIX」はラテン・ジャズだし,バラードをやっても客も座らないし(実際には座らないのではなく総立ちで座すスペースがなかっただけでは?)。
 先日の名古屋でのライブでは,ピアノの調律師が温度計と湿度計をピアノの中に入れていたら温度計が40゜Cを越えたそう。そうしたららピアノ音色が変わった音響面でのコアな話をしていましたが,中洲ジャズにはデジタル・ピアノで望んだのが大成功だったらしい。デジタル・ピアノは音色が狂わないし音量も上げ放題だし。かなり満足気に語っていました。

 あとうれしかったのは,中洲ジャズが「生涯ベストの何ステージかに入る」と言い切る理由は,スタッフのサポートが大きいとのこと。国内外のツアーを歴戦して来たが,こんなに気持ちの伝わる食事や花束はなかったそう。うれしいじゃありませんか! 中洲ジャズ運営スタッフの皆さん,本当にお疲れ様でした。管理人からも最高の仕事ぶりに感謝を申し上げます。

 中洲ジャズ2010話で一通り盛り上がった後は,クリヤ・マコトプロフィール話。これがまたまた凄かった。
 ジャズメンになるきっかけは,音楽をやるためではなく学問をやるために渡ったアメリカ。ウエストヴァージニア州立大学の言語学部在学中に,練習で弾いていた学内のピアノの音が漏れていて,それを聞いていた他の学生からライブ出演のお誘い有。ピアノの練習がオーディションみたいなものだったそうな。
 学生しながらも飛行機でプロの演奏旅行。ビザが切れそうだったので奨められるまま(ウエストヴァージニア州立大学の学生の立場のままで)ピッツバーグ大学にてジャズの歴史を教壇から教えていたとのこと。学生として音楽を習ったことはなく言語学部ではアフリカ言語の発声法を研究していた話がめちゃ楽しそう。クリヤ・マコトと一緒にお酒を飲んでみた〜い。

 そんなクリヤ・マコトのお奨めが,ラテン・ジャズの「RHYTHMATRIX」! 今一番カッコイイ,グルーヴ・ミュージック!

 以下,オンエア曲一覧です。

1曲目 : 【BERIMBAU FEAT.SAIGENJI】 / RHYTHMATRIX