NATSUNOWAKUSEI-1 『夏の惑星』のテーマは「大人の夏休み」である。
 朝早起きして夜も早く寝る。日中は野山に海に昆虫にスイカ。甲子園を何試合も見る。そんな「子供の夏休み」ではない。

 これって,ジャケット写真の男前(則竹さんっぽい?)のせい? サメの写真がシュノーケリングではなくダイビングを連想させるせい?
 いえいえ,このイメージは『夏の惑星』特有の音=ミディアム・グルーヴの名曲群。もう太陽とばかり遊び回ったりはしない。避暑地で木陰で静かに読書するのに最高な音楽イメージ(『夏の惑星』が流れ出すと読書などできるはずもないですが)。

 本田時代になってT−スクェアのバンド・サウンドもタイトなものに様変わりした。T−スクェアもひと夏過ぎて成長したな〜。

 ガチで名演な【夜明けのビーナス】【COPACABANA】【夏の蜃気楼】がディープ・ブルー。【SEASON】【SWEET SORROW】は,海から上げってお家へ帰ろうソング。

NATSUNOWAKUSEI-2 そう。『夏の惑星』も本田時代の大名盤ですが,管理人的には星4つ。なぜなら管理人が大好きなスクェアの“夏CD”は,大人で本田な『夏の惑星』よりも,やんちゃで伊東な『R・E・S・O・R・T』だから。
 はっきりいって『R・E・S・O・R・T』ビイキです( ←文化放送・ライオンズナイター風? いまも放送しているのかなぁ )。

  01. 夜明けのビーナス
  02. COPACABANA
  03. 夏の蜃気楼
  04. NO MORE TEARS
  05. SEASON
  06. BAD MOON
  07. SENTIMENTAL REASON
  08. SWEET SORROW

(ソニー/SONY 1994年発売/SRCL2869)

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