
ただし『リフレッシェスト』と『ミス・ユー・イン・ニューヨーク』の間にはかなりの隔たりがあって,単純な第2弾とはなっていない。
「T−スクェア & フレンズ」名義なので,多数のゲストが参加しているのだが(選曲が先なのかメンバーが先なのか)『ミス・ユー・イン・ニューヨーク』の“JAZZY”な選曲とNYのフュージョン界の“大御所(フレンズ)”の超一流の演奏がベスト・マッチ。
相性も含めて“適材適所”についてよく考えられていると思う。
またアレンジ同様,曲名も一ひねりされており「なるほど」と思う瞬間が捉えられている。
“T−スクェアの本田雅人”が確立された後でのリアレンジは,T−スクェアの狙い,方向性,安藤まさひろの頭の中が透けて見えてくる。なかなかやるじゃん。カッコイイじゃん。

こんな企画ものならオールOK! 企画ものはこうでなくっちゃ!
01. MIDNIGHT DREAMER
02. 'CAUSE
03. PAPILLON -Cajan Style-
04. MISS YOU, 88
05. WHO'S LICKIN' IT
06. BREEZE AND YOU '95
07. FINAL DROP GOAL
08. UNEXPECTED LOVER IN N.Y.
(ソニー/SONY 1995年発売/SRCL3330)
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