
『FIFTH DIMENSION』で,ユニットからバンドへと昇華したDIMENSION自慢の「クールでホットな」ライブ演奏。いや〜,こんな「超絶技巧」がライブにおいて「集団」として機能するなんて…。
DIMENSIONのライブ演奏の特徴は「オリジナル・アレンジの再現性」である。青木智仁と石川雅春の重量級リズム隊を迎えた“DIMENSIONバンド”の5人がノーミスであることに命を削って,CDと寸分たがわずキメまくる! 超・超・超カッコイイ!
アルコールで普段以上に“ノリまくった”「超絶技巧」に深い感動を覚えてしまう。そう。『SIXTH DIMENSION “LIVE”』は真に“名演な名盤”である。
『SIXTH DIMENSION “LIVE”』こそDIMENSIONの最高傑作。これぞ「初期DIMENSIONの集大成」。いつしか『SIXTH DIMENSION “LIVE”』はDIMENSIONファンの間で“伝説”となり“神盤”となった。
事実,ベスト盤かと疑われるにふさわしい選曲。(『FIRST DIMENSION』からの選曲がないのが残念ではあるが)管理人のツー・トップである【THIS TIME】【SE.LE.NE】収録。全9曲ともオリジナルを超えるアドリブ収録。
何よりも“DIMENSIONバンド”として5人が完全に仕上がり円滑なコミュニケーションの中に「自分の個性」まで色付けできている。確かに“伝説”“神盤”と呼ばれるにふさわしい。
しかしながら名盤『SIXTH DIMENSION “LIVE”』の延長線上に,スタジオ・ライブ・フレーバーな『SEVENTH DIMENSION』が生まれるわけで『SIXTH DIMENSION “LIVE”』は,初期DIMENSIONを代表する“お祭り騒ぎのハイライト”であって集大成ではない。初期DIMENSIONのピークはもう少し先にある。

次の曲のセッティングの時間調整にして,メインの演奏を奪いかねない,キメまくりの爆笑トーク集。管理人は演奏以上に,バンマス=マスヤン&キーボード界の民宿おやじな若年寄り=アキラ&カツオによるコミック・バンドのMC目当てでライブに足を運ぶようになりました。
この辺のトークのはじけっぷりはT−スクェアっぽいし,肝心の緻密な演奏のアンサンブルはカシオペアっぽくもある。この異次元の同時進行=オンとオフのギャップの激しさにDIMENSIONのポテンシャルの高さを実感しました。はい。
01. Are you Gonna Win?
02. Se.le.ne
03. Autumn River
04. Illusion
05. Break Out
06. This Time
07. Jungle Dancer
08. Beat #5
09. Lost in a Maze
(BMGルームス/BMG ROOMS 1996年発売/BMCR-7004)
(特別付録:「六本木 PIT INでのライブMCを完全収録!」ライナーノーツ)
(特別付録:「六本木 PIT INでのライブMCを完全収録!」ライナーノーツ)
コメント一覧 (2)
このライブアルバム、
買わずじまいで来てしまいました(^^;
友人からは、車の中で何度も聴かせて貰ってたのですが、気が付いたら次のアルバムを買ってました。。
内容は、もう言葉に出来ないくらいの素晴らしい物ですよね!
セラビーさんが絶賛するにも分かります(^^)
まさに、名演な名盤だと思います。
『6th』GETならずは残念ですよ~。演奏の素晴らしさは当然ですが,風の少年さんにも「完全MCライナーノーツ」を読んでもらいた~い。
ディメのライヴの感動はオリジナルの再現性とあのしゃべり。こうして録音された演奏を聴きテープ起こしされたトークを読むと“粗さ”があるからこそ何度でも繰り返したくなります。あ・そ・こ・間違えてますよカツオ♪ 突っ込みやすい3人のキャラも魅力ですよね? いつの日か是非『6th』もGETしてくださいね♪