行ってきました! 中洲ジャズ2011! 8/27の『SHANTI,日野皓正,小沼ようすけ,日野賢二』!

 中洲ジャズも「Vol.3」。管理人的には中洲ジャズ「Vol.2」。
 天候はまあまあ。心配された夕立もなく(だってヒノテル=日の照るだもん!)今年は人出が多かった。昨年と同じ「KBC貴賓館ステージ」の2セットを見たのですが,前から5列目の右端しか取れませんでした。来年は座布団持って猛ダッシュせねば!

 今年のMCは沢田幸二&加納有沙。加納有沙のかわゆさはSHANTI以上。ラストのアナウンサー生活30年にして初めての「ええ〜」は,全て沢田幸二と島田紳助が悪い?

 さて,まずはジャズ・ボーカルの「SHANTI」のステージ! 興奮のあまり眠れずに睡眠時間15分で中洲ジャズへとやってきたSHANTI。変な笑いが出る天然トークで「ジャズとポップスの壁を越えた,楽しい共通点を伝えたい」という目標を口にする,スローな選曲&スローなステージ。
 【LOVE MATTERS】【KILLING ME SOFTLT WITH HIS SONG】には聞き惚れたし【CLOSING TIME】での木原良輔ハンク西山との3ギターはもっともっと聴きたかった。
 SHANTI,来年こそは「トリオではなくバンドで」。お約束ですよ〜。「中洲,泣かすぜ〜」!

 そして,中洲ジャズ2011の大トリは“ミスター・中洲ジャズ”「日野皓正AFTERSHOCK・ウィズ・小沼ようすけ日野賢二」! もう怒涛の60分におすぎも釘付けの超スペシャルなエンターテインメント!

 こんな怒涛のステージは久しぶりだ。現代の最先端フリー・ジャズにしてグルーヴジャムAFTERSHOCK日野皓正・カルテットのハイ・センスに驚いた。特にウッド・ベース須川崇志をずっと目で追いかけ続けてしまった。

 中洲ジャズ2011のヒーローは間違いなくJINOであった。相変わらずチョッパー・ベース炸裂にしてヴォイスとのユニゾンは「目指せ!リチャード・ボナ!」。須川崇志とのコンビネーションも伊達ではないし,ヒノテルとの親子鷹や「愛・平和・平等・調和」のラップに「ニンジン→キャベジン」が宇宙人であった。

 そして,管理人が一番期待していた小沼ようすけも良かった。赤のギブソンに赤のデッキ・シューズ? 後半のエンジンがかかった“うねうねギター”こそ,小沼ようすけの原点である。「予測不能で自分でも何が出てくるか分からない」ジャム系をもっとやってほし〜い。

 やっぱり,ヒノテルトランペットにしびれてしまった。何度聴いてもダメである。オープンで吹き上げる【ふるさと】の音色が今も忘れられない。ヒノテルの形容詞「一音で人を感動させる」は名言・至言である。正に「中洲ジャズは泣かすジャズ」であった。

 中洲ジャズ2011最高! これはもう3年目にして日本を代表する御当地ジャズ・フェスティバルに育ったのでは? あのライブが全部タダ見って本当に凄い。お金を払ってでも見たいライブの2本立てでした。カモーン,中洲ジャズ2012

PS SHANTIのステージ中,JINOがステージ袖からSHANTIを望遠一眼で激写していました。中洲の夜でSHANTIが危機一髪!? 夜の蝶とはホステスのことでっせ〜。