行ってきました! 5/19「ゲイツ7」の「MALTA ジャズ四重奏団〜」!

 観客は多くても100人。100人だけが得をしたライブ。会場に来れなかったMALTA・ファンの読者の皆さん,残念でした。貴重なライブを聴き逃してしまいましたね。
 MALTA健在。これぞMALTA・サウンド。一発でMALTAだと分かるアルトソプラノがいい音していた。身体が火照りました。

 今回の座席はなんと中央最前列。升席VIP席。MALTAと1mの至近距離で息遣いを独り占め!?(おかげで休憩中にMALTA本人から「視線が熱い」とのお言葉をいただけました。セルマーを操る指使いをガン見です)。
 だってチケット4番だったんだもん。でも3番の熊本から来たお姉さんがツワモノでして考え得る2番目の良席でした。yokkoさん,今回もお誘いありがとうございました。

 さて,まずは恒例のメンバー紹介から…

 ★ MALTA : Alto Sax,Soprano Sax
 ☆ 三木 成能 : Piano,Keyboard
 ☆ 鳥越 啓介 : Bass
 ☆ ジーン重村 : Drums

 MALTA鳥越啓介しか知らなかった「MALTA ジャズ四重奏団」でしたが,とっても良かったです。やっぱりMALTAは「HIT&RUN」にいいメンバーを引っ張ってくる〜。

 特にドラムジーン重村が良かった。手で足で身体全体で極上リズムを叩き出し,顔で感情を露わにする。手数が多いのにフュージョンではなくジャズしてみせる。グイグイ来るドラミング
 その対極がピアノキーボード三木成能。明るい3人組が盛り上がる中で1人無表情でソロを取る。MALTAが奇声を上げて盛り上げようとするも我関せず。実力者です。宇宙に数回飛んで行っていました。
 ロバート馬場ちゃん似のイケメン=鳥越啓介ベースの見せ場は言わずもがな。ますます人気が出そうな実力派ビジュアル系ベーシスト。韓流スターなビートの安定感とエフェクター・ワークな「ザ・コントラバス」してました。

 MALTAさんのステージ衣装とスパンコールに「こりゃモテル」を再確認。何度も再婚するわけだ。最前なのに確認できなかったがMALTAのストラップってハーネス型? 黒靴はビットモカシン。そう。お目当てのアンブシェアと運指以上にファッション・チェックをしてきたセラビーなのです。
 総銀のセルマーを“鳴らしきる”実力者。「毎回新鮮な気持ちで演奏している」の宣言通り,マジで【マンハッタン・イン・ブルー】にはグッと来た。なのに最後の「アオー」は何なんだ? 「終わっていそうで終わっていなかった」三木成能へのツッコミは何なんだ?
 今回のライブの結論。やっぱりMALTAさんは「ジャズ界のタモさん」なのでした(MALTAさんはエンターテイナーの意)。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ前半のセットリストを報告しておきます。

1stセット:
01.英雄ポロネーズ
02.AMANG THE CLOUDS
03.DANAE
04.HYOU−HYOU
05.CUTE
06.WINDMILLS OF YOUR MIND
07.DROPFLAME