「MALTA ジャズ四重奏団〜」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。

 「こんばんは。皆さん」とのあいさつは第2部【スウィート・マジック】後までなかったのに“MC盛りだくさん”でスタートしたライブの満足度は100%。新旧のヒット・パレードで【ハイ・プレッシャー】を会場で叫べてうれしかったです。

 MALTA健在その2−1。相変わらずサービス精神旺盛で「舌好調〜」。MALTAの笑いはいいですね〜。
 笑わせようと狙っているのでしょうが,生真面目な性格が節々に出ていました。特に音楽に関する話はちゃかしなし。基本,曲紹介での盛り&脱線スタイル。以下,代表例のご紹介を…。

ビッグバンドのくだりでは「ビッグバンドなのに4人で演奏」「NYに進出せず地元に残ったビッグバンドライオネル・ハンプトン!を強調(MALTA在籍&コンマスなので)」。
●アドルフ・サックスやセルマーの薀蓄にかませたタンギングの「ぶどうの種。ペッペ」。
●スノーボードのハーフパイプ。間違えずに言えて良かったですね。「明日は仕事ない」ミュージシャン稼業。
●「POOL SIDE」〜「A面B面からCDへ」。 ETC

 MALTA健在その2−2。相変わらずサービス精神旺盛で,第1部終了と同時に客席へ。休憩時間に“テーブル・サービス”してくれちゃいました。
 最前列の管理人はMALTAと2回も握手(最初の一人で最後の一人)できました。MALTAさん,サックスはボケ防止にやっているそうです。

 MALTA健在その2−3。相変わらずサービス精神旺盛なのは“サックス演奏”。今回のライブに合わせて『MY SOPRANO』リリース直後に“大人の事情で”吹かなくなったソプラノ・サックスを持参してくれました。
 …が,どこでどうなのか分かりませんが,大事なソプラノ・サックスが「壊れた」とのこと。それで「出ない音は吹かない」と口では言っていたのに,出ない音を出そうと“顔を真っ赤に”ずっと頑張ってくださいました。もうもう。管理人にはいい音が聞こえて来ましたよ〜。

 MALTA健在その2−4。相変わらずサービス精神旺盛で,メンバーのソロ・パートで奇声を発する。指揮者としてバンドをリードし導いていく。アウト・オブ・ザ・ワールドな三木成能は別として鳥越啓介ジーン重村MALTAと共演するのが楽しくてしょうがない感じ。MALTAはワンマンであってワンマンではない!

 是非是非是非是非,MALTAには“再ブレイク”してほしい。こんなにいいライブなのに勿体ない。全ての音楽ファンに聞いていただきたい。九州のジャズフュージョン・ファンに聞かせてあげたい。
 是非是非是非是非,MALTAさん,「ゲイツ7」を“九州のねぐら”にしてくださいね。「ゲイツ7」でのライブが恒例になるようにと願っております。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。

2ndセット:
08.SWEET MAGIC
09.THIS MASQURADE
10.MOON FLOWER
11.NOCTURNE OP.9 NO.2
12.MANHATTAN IN BLUE
13.FELICIA
14.SHINY LADY
15.OBSESSION〜SCRAMBLE AVENUE〜HIGH PRESSURE

アンコール:
16.MOLIEND CAFE