
そして本日,この記事の投稿時刻には「日本のフュージョン −第2回−」が放送中のはずです。管理人は現在「第2回」の放送をリアルに聴きながら明日のブログの投稿記事を執筆中のはずです(この記事は予約投稿です)。
そしてこれは告知になりますが11月11日11時というイチ並びの時間に,同じくNHK−FM「セッション2012」にて,日本のフュージョン界を代表する「ISSEI NORO INSPIRITS」「DIMENSION」「T−SQUARE」によるスペシャル・コラボレーションが放送されます。NHK−FMさん,突然どうしたんですか? いえいえ,頑張っていますね〜。
…と,偉そうに書き出しましたが偉そうなことを書いてはなりませぬ。だって管理人は「セッション2012」は放送を待ち構えていますが「日本のフュージョン」の特別番組が放送されることを昨日の「第1回」の放送中に知りました。全てはスクェア仲間のホームズさんのおかげです。ナイスなコメント。ホームズさんへこの場をお借りして感謝を申し上げます。
…ということで聞き始めた時のは渡辺香津美【オリーヴス・ステップ】から。← すみません。昨日はリアルではなくMDへのエア・チェックで済ませました。だって長澤まさみちゃんが好きなんですもん)
番組のホストである熊谷美広のあ・り・が・た・い・解説の後に楽曲が流れるスタイル。そう。悪夢の「今日は一日『熊谷美広』三昧」が合計4時間の2回の分冊となって帰ってきたのです。う〜む。このスタイルはどうなんでしょう。
熊谷美広の「第一回」は,70年代後半の実験の数々〜ジャズ・ミュージシャンがフュージョンへ参入してきた80年代前半のフュージョン黎明期〜生粋のフュージョン・キッズたちのユニークな活躍について解説していました。
でも待てよこの解説,以前にどこかで読んだことがある。そう思いたち本棚から取り出した熊谷美広監修の「FUSION」。そのp170からを読む。まんまであった。
管理人の結論。「日本のフュージョン −第1回−」=『熊谷美広』三昧パート2。その実態は FUSION本+CD。
ただし FUSION本を読みながらCDを聞く以上の楽しみがラジオにはある。大好きな曲がオーディオ装置ではなくラジオから流れてくる快感。「日本のフュージョン −第2回−」に期待です。
以下,オンエア曲一覧です。
01: 【HERCULES】 / PARACHUTE
02: 【黒船〜嘉永6年6月2日】 / サディスティック・ミカ・バンド
03: 【黒船〜嘉永6年6月3日】 / サディスティック・ミカ・バンド
04: 【黒船〜嘉永6年6月4日】 / サディスティック・ミカ・バンド
05: 【チョッパーズ・ブギ】 / ティン・パン・アレー
06: 【レディ・ヴァイオレッタ(シングル・バージョン)】 / 四人囃子
07: 【オリーヴス・ステップ】 / 渡辺香津美
08: 【ブルー・ラグーン】 / 高中正義
09: 【オン・ザ・ムーヴ】 / 深町純
10: 【カリフォルニア・シャワー】 / 渡辺貞夫
11: 【シティ・コレクション】 / 日野皓正
12: 【スーパー・サファリ】 / ネイティヴ・サン
13: 【モーニング・ライト】 / PRISM
14: 【テキサス・キッド】 / THE SQUARE
15: 【ASAYAKE】 / CASIOPEA
16: 【バーニング・ウェイヴ】 / 本多俊之
17: 【ア・シーンズ・オヴ・ラヴ】 / 松岡直也&ウィシング
18: 【ジ・エンド・オヴ・エイジア】 / 坂本龍一
19: 【マイルストーンズ】 / 渡辺香津美
20: 【レフト・ハンデッド・ウーマン】 / 大村憲司
21: 【ビリーヴィン】 / NANIWA EXPRESS
22: 【ユニコーン】 / 渡辺香津美
コメント一覧 (4)
紹介されてるフュージョン本は、発刊直後に購入し、私のバイブルです(笑)。
生粋のフュージョン・キッズ達が憧れた対象は、ギタリストが多かったように思います。
しかし特にJ-FUSIONについて私が思うトコロは、シンセの台頭によって(デジタル含む)更にカラフルとなっていった1980年代。そしてそれが小室哲哉らのポップス系に浸透していった時に、その輝きが失せていったように感じます。
その昔、CasiopeaやThe Squareらが使っていたシンセ音は輝いていたんだけど、いつの間にかありふれた音色になっていた。特に1990年代初頭の打ち込み全盛時代(小室trfら)からの音色は、スゴかった訳で…。
ツブやいてスイマセン!
つぶやき大歓迎ですよ〜。hiroaki0907sさんの心の動きに私も共感〜。
さて「フュージョン本」。私も発刊直後に購入し読み倒しました。CDコレクションの友です。
やはりJ−フュージョンはギター・フュージョンなのでギタリストがヒーローでしたね。私のエア・ギターのモデルも野呂さんでしたし。
hiroaki0907sさんの仰る「シンセの音色」ですが,何と!放送で熊谷さんが70年代のシンセについて語っていましたよ。要旨はhiroaki0907sさんのコメントと同じです。
ヤマハのDX−7です。古くて懐かしい音色ですがそこがカッコイイのです。
そして、今回、ヤマヨウとのセッション曲。熊さん的に「虹」へのオマージュなのか!?
発売が待たれます・・・
P.S どんな説明で流れたのかな?
【テキサス・キッド】のくだりですが,それまではナベサダやヒノテルなどジャズ畑のプレイヤーがフュージュンへシフト・チェンジしてきた歴史の流れで,ジャズをルーツにしない若者たちが登場してきたという紹介でした。
そういう観点で【テキサス・キッド】の選曲だったのでしょねっ。
熊谷さん,どうしてあのアーティストをかけないのか,このアーティストならこの曲じゃなくてあの曲だろう,というお叱りは受け付けないと番組で予防線をはっていましたので,ここはスルーしておきましょうねっ。