
人生に人目をはばからず咽び泣くシーンは何度かあるのだろうが『14TO18AFTERNOON』の涙は結婚式である。
思えば,独身貴族の管理人には一生縁がないはずの結婚式。しかし,管理人は自分の結婚式で流すBGMだけは決めている。それが和泉宏隆の【TERRA DI VERDE】と【SILVER GIRL IN THE MIST】。もう妄想するだけで泣けてくるのだ。
父の顔。母の顔。新婦のご両親の顔。そしてまだ見ぬ新婦の顔。かわいいといいなぁ。← ほんとバカ男ですみません。
『14TO18AFTERNOON』の感動は【SILVER GIRL IN THE MIST】だけでは終わらない。和泉宏隆の“B級キラー・チューン”【WHITE MAN】【TWILIGHT IN UPPER WEST】収録。和泉さんが素敵。伊東さんとは違った味がしみる〜。
和泉さんのオリジナルだけではない。【GOING HOME】である。来る。来る〜。
BGMかもしれない。イージーリスニングかもしれない。ジャズでもフュージョンでもないが『14TO18AFTERNOON』とにかくいいのだ。レヴューを書くのがばかばかしくなるくらい…。

こんな名盤。取って置きの「結婚式SONG」では勿体ない。クリスマスにも聞いています。
PS 2012年のクリスマスは和泉さん,と行きたい所だったのですが,田中豊雪さんと過ごせそうです。そう。「神戸チキン・ジョージ」における「T−SQUARE “YEAREND SPECIAL 2012”5DAY’S」の3日目のチケットGET〜。最高の遠征日取りでついに念願が叶いそうなのです。当日は豊雪さんの他にもhimebowさんやホームズさんにも会えるかな〜?
01. Silver Girl in the Mist
02. White Mane
03. Blooming Hill
04. More Human
05. Twilight in Upper West
06. Going Home
07. Intermezzo Op 118-2
(アンドフォレスト・ミュージック/&FOREST MUSIC 2002年発売/NNCJ-1003)
コメント一覧 (4)
和泉さんの奏でるメロディーは、ワン・アンド・オンリーの世界であり、あのセピア色の懐かしい感覚は、まさにマジックです。
シルバーガール〜は、ボクも大好きで、浴びるくらい何度も聴きました。と言っても、このアルバムは未聴で、「ライツ・イン・ア・ディスタンス」バージョンなのですが・・
年末のスクエアライブ、楽しみですね!
田中豊雪さんに会えるなんて、羨ましいです。
和泉さんの書く曲をジャズ/フュージョン・ファン以外の人が聞いたら,どんな感想を持つのだろう?とよく考えます。
私の心を掴む和泉バラードは,大抵,一発でハートをブチ抜いていきます。だから他のジャンルの音楽ファンであっても涙がこぼれるんじゃないかと思うのです。
問題は和泉さんの曲がどうしたら世間にもっと知られるようになるかですけど…。もっと広まってほしい反面,私だけの宝物として広まってほしくない気持ちも…。
【SILVER GIRL IN THE MIST】が知られるのでしたら『14TO18AFTERNOON』バージョンを希望しています。
あのセピア色の懐かしい感覚は,クワガッタンさんの仰る通りマジックです。 『マジック』と来れば豊雪さんです。クワガッタンさんの分まで楽しんできま〜す。
「Silver Girl in the Mist」は、韓国のライブをYoutubeで観てから、曲の存在を知ったので、ソロの方よりもトリオ派です。
ピラミッドやスクェアのセルフカバーはちょくちょくアルバムに収録されていますが、来年のSQUAREの35周年に合わせて『A SQUARE SONG BOOK 2』をトリオで出してほしいですね。
例えば、「Dandelion Hill」や「Night Dreamer」をトリオで聴いてみたいです。
今年のトリオ作の『しなやかな風』は、「Wonderful Days」などのセルフカバーも入っていて良かったです。
ホームズさん,流石ですね。きちんと和泉さんもフォローなさっておられます。
私も【Omens】狙いで『22TO26MIDNIGHT』を買って聴いたのですが,どうにも気に入りませんでした。私も和泉さんはトリオ派なのですが【Terra Di Verde】と【Silver Girl in the Mist】だけは別格です。本当に好きな和泉節はソロの方が沁みるのです。
『A SQUARE SONG BOOK 2』。いいですね。【Dandelion Hill】【Night Dreamer】【Wonderful Days】を是非とも!