「小沼ようすけ SOLO GUITAR LIVE」! LIVEレポート2日目の今夜はステージング編です。

 小沼ようすけソロ・ギターライブのハイライトは,初挑戦の?スキャットと“1人3役”のトリプル・ギター

 小沼ようすけがスキャット導入で目指したはギタリストジョージ・ベンソンベーシストリチャード・ボナ? 超絶技巧のギター・プレイはジョージ・ベンソンリチャード・ボナの再現レベル。しかしギターとシンクロできていないユニゾン・スキャットでは…。次回に期待ですね…。

 “1人3役”のトリプル・ギターの真実とはディレイの2段重ね。小沼ようすけAが小沼ようすけBと小沼ようすけCと共演する。これが実にスムーズなディレイの重ね方だった。
 同じ“GROOVE”の上に積み重ねる3つの個性の小沼ようすけ小沼ようすけの引き出しの多さに舌を巻く〜。アドリブ一発で“姿を現わし”一瞬で“消え去る”幻想的なトリプル・ギター。あのペダル・ワークを見れただけでも価値がありましたゾ〜。

 そして“パフォーマー”小沼ようすけのテーマは“アース”であった。右足へのボルトの代わりに背中に“アース”を入れての大熱演。なぜ“アース”なのか? それは2月から5月までのお休みのお話から…。

 「福岡BRICK」のMCにあったように,小沼ようすけはスリランカ〜ベトナム〜パプア・ニューギニア〜オーストラリア〜ハワイの5ヶ国を巡るギター&サーフィン旅行を計画した。そうして実行に移してわずか3日目。
 最初の国=スリランカの沖合150m〜200mでサーフィンしていてまさかの骨折。「あれ,旅が終わったな」。波にまかれながら冷静な自分がいたそうです。当日手術。右足へボルト。3ヵ月の休暇予定にして医師の診断・全治3ヵ月。小沼ようすけの計画力の物凄さよ〜。

 まだ右足を引きずりながらの超絶技巧のギター・プレイ。そんな小沼ようすけの「愛情たっぷりのサイン」がこちらです。

小沼ようすけ サイン-3

 今後,小沼くんの福岡でのライブは全戦参戦しようと思いました。そのうち福岡が九州になり九州が西日本になっちゃう?

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ後半のセットリストを報告しておきます。

2ndセット:
06.( 新曲 )
07.VIRTUAL INSANITY
08.HUMAN NATURE
09.CISSY STRUT
10.ESAN
11.CHIARAMONTI