THE BEST OF CANDY DULFER -CANDY FUNKY SELECTION--1 キャンディ・ダルファーを全く聞かなくなってしまった。あれ程聞きまくっていたというのに…。
 …と,思ったのは最近の話ではない。もう10年以上前にキャンディ・ダルファー聞かなくなってしまった。多分,もう聞かないと思ってしまった。
 決別したわけではないのだが,突然,キャンディ・ダルファーに魅力を感じなくなってしまったのだ。

 そういうことでキャンディ・ダルファーの全オリジナルCDは中古CD屋へ売り飛ばしてしまったのだが,せめて1枚は手元に,が動機の『THE BEST OF CANDY DULFER −CANDY FUNKY SELECTION−』(以下『ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー』)。つまりはキャンディ・ダルファー本人が日本のキャンディ・ダルファー・ファン向けに自ら選曲した日本特別企画のベストCD

 ルックス完璧,スタイル完璧,アルトサックスまでもが完璧な(これで日本人だったら結婚したい!)キャンディ・ダルファーゆえ,過去にも【サックス・ア・ゴー・ゴー】が大ヒットした時に『キャンディ・ア・ゴー・ゴー』という日本特別企画盤が出ていた。
 またしてもと思いつつやっぱり買ってしまったのが『ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー』。

 でも今となっては買ってよかった〜,なのです。否定から入った『ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー批評
 もしや読者の皆さんも管理人お得意のダメ出しが続くと思ったでしょ? 違うんですよっ。管理人の真意は実は肯定なのです。
 キャンディ・ダルファー,恐るべし! やっぱり美人は侮れません。アルトサックスが好み!

 ただしキャンディ・ダルファーは“魔性の女”ゆえに,キャンディ・ダルファーアルトサックスも多面性に富んでいる。つまりは“振り回されてしまって”疲れてしまんですよね〜。
 『ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー』の全14曲も『THE BEST OF CANDY DULFER −CANDY FUNKY SELECTION−』なのだから,副題となったファンク系の楽曲は勿論のこと,ジャズフュージョン,ポップス,ロック,歌伴までのコンフュージョン。
 でもってこの全てが“キャンディ・ダルファー”している。素晴らしい個性である。

THE BEST OF CANDY DULFER -CANDY FUNKY SELECTION--2 多分,管理人がキャンディ・ダルファーを聞かなくなってしまったのは,キャンディ・ダルファーが売れすぎてしまったから? ケニー・Gもそうなのだが,売れすぎると売れ線ばかりで消費されてしまう? 聞き飽きるスピードが早くなるだけのようでして…。

 それで今回10年以上振りに聴いた『ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー』が最高。10年のブランクがキャンディ・ダルファーに熱中していた頃のテンションを取り戻させてくれたようで『ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー』を4連チャン。
 同じアルバムを4周するなんて管理人としては珍しいことなのです。

 次に『ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー』を聞くのは明日か明後日? 仮にそうならないとしても,年に数回は『ベスト・オブ・キャンディ・ダルファー』を引っ張り出すこと確定で〜す。

  01. DA BUMP
  02. LILY WAS HERE
  03. SAX A GO GO
  04. BOB'S JAZZ
  05. JAMMIMG
  06. SMOOTH
  07. TOMMYGUN
  08. PICK UP THE PIECES
  09. I CAN'T MAKE U LOVE ME [LIVE VERSION]
  10. 2 FUNKY
  11. BIG GIRL
  12. FOR THE LOVE OF YOU
  13. FUNKYNESS
  14. DUNJA

(BMG/BMG 1998年発売/BVCP-6121)
(ライナーノーツ/伊藤なつみ)
(☆【サックス・ア・ゴー・ゴー】譜面付)

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