行ってきました! 11/15「Gate’s7」の「LIVE DIMENSIONAL−2014 〜27〜」!

 管理人の配偶者への「JAZZFUSIONファン育成計画」の一環としての同伴LIVE3本立て。
 それは(中洲ジャズでのヒノテルは置いておいて)1にビッグ・バンドの「小曽根真 FEATURING NO NAME HORSES」,2にグラミー・ウイナー“世界の”「パット・メセニーユニティ・グループ」,3に,管理人が今一番聴きたいフュージョン・バンドにして今一番見たいコミック・バンドの「DIMENSION」。
 HOP〜STEP〜JUMPでの「JAZZFUSIONファン」の仲間入り〜!?

 そんな“大本命”DIMENSIONの『27』のライブツアーのサブタイトルは「増崎孝司率いる故郷に錦を飾る福岡スペシャル」!

 普段だったらライブ終演後に決めるのに,福岡公演の打ち上げ会場だけは「もう決めたから!」と既に京都で予約済。福岡空港に着いた瞬間から異常に盛り上がる「おせっかい」な勝田一樹小野塚晃の余計なサービス精神。
 どうしても「九州の大地が育んだ2人」増崎孝司川崎哲平への“スペシャル感”を出そうとする。だ・か・ら「福岡は妙に盛り上がる〜」。
 1曲目【THRILL】の終わりで「なんか本編の終わりみたいになっちゃいました」という位の盛り上がりが最後まで増幅し続ける2時間の“スペシャル”ライブ

 入場順60番と61番にも関わらず“桟敷席”の左側スミ1とスミ2をGET。3年連続の最前列が“あの奇跡”を呼び込んだ〜。
 カツオマスヤンの絡みをメインに小野塚さんのキーボードをチラ見した際の絶景がたまりません。

 さて,まずは恒例のメンバー紹介から…

 ★ 増崎 孝司 : Guitar
 ★ 小野塚 晃 : Keyboard
 ★ 勝田 一樹 : Alto Saxophone
 ☆ 川崎 哲平 : Bass
 ☆ 則竹 裕之 : Drums

 DIMENSIONライブこそが真のツンデレ。演奏のカッコ良さとMCの漫談とのギャップが大きすぎる〜。MCについては明日のLIVEレポートで書くとして,やはりDIMENSIONは“超絶技巧集団”を再認識。

 アルトサックスの代わりに「今やった曲全部,なんだったら歌ってもいいですよ」と歌手への転向を宣言するも,まだとんこつラーメンを食しておらなかったせいなのか?しゃべっててぜいぜいして酸欠状態の勝田一樹
 今年はディレイが利きまくっていたのか,例年以上のフュージョン・サックス! 終演後は「1軒につき3回は替え玉。3軒は回るけんね。3×3で9杯食べます」宣言!
 “お約束”の客席乱入時における増崎孝司との「コール・アンド・レスポンス」の“ダイナミニズム”にはシビレました〜。

 「小野塚ショッピングセンター」の主として,業者に手を回して福岡会場限定品の「増崎孝司・明太子」と「川崎哲平・生ラーメン・3玉入り」は準備できなかった小野塚晃であったが,キーボード・プレイと司会進行がどちらも丁寧。タイアップ曲【BLOW】は小野塚晃ソロ・メインになってしまったんです。

 「故郷というか九州という地に降りて,自分のプレイもサウンドも雰囲気も伸びやかになりますよ」と語った“本日の主役”増崎孝司は心に届くギター・マエストロ。
 「クールで売っている」則竹裕之が「スティックを飲み後頭部へ突き刺さる」隠し芸を2回も演じるのは「DIMENSION」だけ。

 MCでは「まだ普通の事しか言えない」くせに,マイクを持って「スラップベースの奥義」を宣伝する,今や売れっ子にして「フジテレビのお抱えベーシスト川崎哲平が客席にも降り,ステージのセンター・ポジションにも降り立って,最後はライブを締めて持っていく!
 今年は“第二の主役”としてベースが“上に浮かんでくる”ステージでの盛り上げ業。来年はマジックでも披露してくれるかも?

 そんな凄テクの5人が緻密なアレンジで演奏するから成立するDIMENSIONサウンド。2014年は「近未来感があってノリノリで幸せになるDIMENSION」。
 DIMENSION3人+2人の“互いへのリスペクト”が演奏を通して聴こえてくるから“心が震える”のだと思います。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ前半のセットリストを報告しておきます。

01.THRILL
02.ENDLESS STORY
03.SUMMER NIGHT OUT
04.BLUE SKY
05.FINE
06.AMNESIAC
07.BLOW
08.VOICE OF THE STAR