行ってきました! 10/31「Gate’s7」の「LIVE DIMENSIONAL−2015 〜28〜」!

 「LIVE DIMENSIONAL−2015 〜28〜」のツアー初日は“最も盛り上がる?”福岡公演。
 本当はツアー最終日までとっておきたかったはずの福岡公演は,どうしても10/31でなければならなかった。

 なぜなら10/31はハロウィーン・デイ&プロ野球の日本シリーズの優勝が決定した翌々日だから。カツオの第一声にしても,マスヤンの第一声にしても「ソフトバンク・ホークス,優勝おめでとうございます。お祝いにやってきました〜」。
 ドンピシャ・ハロウィーン・デイゆえに,ゲイツ7ではマスヤンが「福岡ソフトバンク」のキャップと「熱男」の黒ロゴT−シャツ姿のハロウィーン・コスプレ。異様な光景のステージングに似つかわしい“超絶技巧”大会のライブ

 10/31がまだ優勝決定前のシリーズ第6戦であったならライブの観客数は3人ぐらい?(by 増崎孝司)。工藤監督,よくぞハロウィーン・デイが来る前に,そして「LIVE DIMENSIONAL−2015 〜28〜」の前までに優勝を決めてくれたものです。
 この勢いで,来年は是非,DIMENSIONの福岡ドーム公演と,ソフトバンク・ホークスのテーマ・ソングにDIMENSIONとのタイアップを後押ししてくだされば…。

 2015年の入場順は4番。入場前に数人のフュージョン仲間とご挨拶して,久しぶりにyokkoさんと相席することに。増崎孝司のコスプレ姿を最前列で観てきましたよ〜。ただし2015年は3年間続いた“桟敷席”の撤去にガーン。
 でも実際にはオリコン・発売日デイリーの総合25位。『27』の順位より,ちょっと上がっている。ジャズ・チャートの1位なんて普通。「落ちている人いっぱいいる世の中」でDIMENSIONは横顔に凄い勢いがある「落ちてな〜い」(by 勝田一樹)。多分『40』の頃には「BSET10」に入ると思います(by 小野塚晃)。

 左側スミ1とスミ2のテーブル席から,カツオマスヤンの絡みをメインに小野塚さんのキーボードをチラ見した際の絶景がたまりません。

 さて,まずは恒例のメンバー紹介から…

 ★ 増崎 孝司 : Guitar
 ★ 小野塚 晃 : Keyboard
 ★ 勝田 一樹 : Alto Saxophone
 ☆ 川崎 哲平 : Bass
 ☆ 則竹 裕之 : Drums

 DIMENSIONライブこそが真のツンデレ。演奏のカッコ良さとMCの漫談とのギャップが大きすぎる〜。MCについては明日のLIVEレポートで書くとして,やはりDIMENSIONは“超絶技巧集団”を再認識。

 個人的には,困ったちゃんの『28』。でもライブになると変えて来るよな〜。
 その辺の事情をMCでたくさん話してくれましたが,最初にリリース・ライブをやった時はドッキドキ(横浜公演はプレ・ライブ扱いの模様)。 「これ出来るのかな,演れるのかな」と何度も言っていた。モーション・ブルー・ヨコハマのライブでは「勿論,間違えてますよ,僕も。さあ,今日は出来るのでしょうか?」と言っていた勝田一樹が,口パクで「出来た〜」と報告したような“超絶技巧”! 本当に素晴らしい大名演ライブ

 DIMENSIONデビューから数年間は,如何にも凄いことやってやろうぜ!みたいな感じのサウンド作り。最近は,聴いててカッコイイんだけど演ると大変みたいな“演っている人と聴いている人のギャップが凄い”作品作りがなされている。
 つまり,高度な技量はデビュー当時のトンガリ系以上に求められているように感じている。音楽を表現することが求められている。

 そんな凄テクの5人が緻密なアレンジで演奏するから成立するDIMENSIONサウンド。5分以内が主流の中で10分を超える楽曲を演奏する「特殊な存在」のDIMENSIONと同じところにEXILEと西野カナがいる。菊池桃子はいない(by 勝田一樹)。
 「ワンオブ」なるDIMENSION3人の“互いへのリスペクト”が演奏を通して聴こえてくるから“心が震える”のだと思います。

 レギュラー・サポートの強固なリズム隊も絶好調!
 小野塚さんに「早く出会ってよかった!」と言わしめた,上京当時はココイチでバイトしていた“福岡の端が生んだスーパー・スター”川崎哲平のスラップ・ベース。華原朋美と小室哲哉の間にわざわざ入ってこれもんでベースを弾いて,銀行の融資を受けて,一軒家を建てたことを暴かれる〜。
 次のFNS歌謡祭では,ディメTを着て,ディメCDをTVに映してくれるそうですよっ。

 “よ・ご・れ”と言われるDIMENSIONだから,最初は仲良しになってくれないのかな,と思われていた則竹裕之
 マスヤンに「何となく僕らのレベルに降りてきてくれたような感じ。下の階に降りてきてありがとう」と感謝されるも,カツオには,楽屋での「裏の顔」を暴かれる〜。「昔の彼よりも今の彼の方が素敵だと僕は思っています」。(by 増崎孝司)。
 そう。川崎哲平則竹裕之DIMENSION3人への“リスペクト”も演奏を通して聴こえてくるから“心が震える”のだと思います。

 「LIVE DIMENSIONAL−2015 〜28〜」。本当に良かった。感動した。アンコールの【BLUE SKY】を聴いている時,不覚にも涙を流してしまいました。じんわりと来た。

 さて,この記事はLIVEレポートなので,ステージ前半のセットリストを報告しておきます。

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