
まっ,実際は「未発表音源入り」なので買っただけなんですけどね〜っ。
『SANBORN BEST!〜DREAMING GIRL』(以下『サンボーン・ベスト!〜ドリーミング・ガール』)は,エレクトラ移籍後の4枚『ANOTHER HAND』『UPFRONT』『HEARSAY』『PEARLS』からのセレクション。
この4枚を1枚にコンパイルして感じるのが,やはり『PEARLS』の“異質”ぶり。
多分,世間的には,この4枚を並べてみると『PEARLS』ではなく『ANOTHER HAND』なのでしょうが,ストレート・ア・ヘッドなジャズ・アルバム『ANOTHER HAND』と“アゲアゲ”ファンク・グルーヴな『UPFRONT』『HEARSAY』の“根っこ”は同じ。
対して『PEARLS』は,甘くロマンティックな歌もの集。描く世界観が全然違う。
朗々と“美メロを吹き上げる”デヴィッド・サンボーンの命を削るかのような説得力が強烈すぎて『PEARLS』の中に秘められているパンチ力は,もしや『UPFRONT』『HEARSAY』を凌駕している?

『PEARLS』の“異端”ぶりが山下達郎と松嶋菜々子のアシストで救われた〜。
POPS&ROCK方面の「昔取った杵柄」で山下達郎以上に“歌い上げる”デヴィッド・サンボーンの正体とは,日本独自企画盤の『サンボーン・ベスト!〜ドリーミング・ガール』!
01. DREAMING GIRL
02. BANG BANG
03. EVERYTHING MUST CHANGE
04. BACK TO MEMPHIS
05. FIRST SONG
06. SAVANNA
07. TRY A LITTLE TENDERNESS
08. FULL HOUSE
09. GOT TO GIVE IT UP
10. SUPERSTAR
11. HOBBIES
12. SMOKE GETS IN YOUR EYES
13. BENNY
14. GEORGIA ON MY MIND
(エレクトラ/ELEKTRA 1996年発売/WPCR-762)
(ライナーノーツ/小川隆夫)
(ライナーノーツ/小川隆夫)
コメント一覧 (4)
このドリーミングガールというのは山下達郎様のドリーミングガールなのですね。「山下達郎と松嶋菜々子のアシスト」とはどういう事でしょうか?「それは聴いてのお楽しみ」でしょうか?う〜ん・・・聴いてみたい気がします。と、突然、関係のない話で失礼しますがリオ五輪始まりましたですね。今日からワタクシ、Keith jarrett 様のsolo piano album 「RIO」三昧にします。これが言いたかった(苦笑)。暑い日が続きます。ご自愛くださいませ。ではまた。
2泊3日で出かけておりましてレスが遅くなりました。
そうなんです。このドリーミングガールというのは山下達郎様のドリーミングガールなのです。この朝ドラはお昼の再放送で見ていましたが,いろいろと思い出がありまして…。
さて,いつのまにかリオ・オリンピックが開幕していますが,恥ずかしながらリオ・オリンピックと聞いてキースの「RIO」までは連想できませんでした。何というグッド・アイディア。私も今日から「RIO」三昧いたします。ありがとうございます。
さすがは同世代です。朝ドラ「ひまわり」です。和仁さんも忙しい生活の記憶だけのようですが,私も昼休みに視聴したな,あの会社での風景が走馬灯してきます。まぁ,人生の黄金期の昼休みが「いいとも」ではなく「ひまわり」だっという位の感想でして,真剣に見た訳でもなく,目的はサンボーンだったわけなのです。←支離滅裂な文章ですみません。