『MERKABA』(以下『マカバ』)でのオルガン・ジャズはソウライヴでは表現できない。
『マカバ』のような“電化オルガン”はアラン・エヴァンス・トリオでないと表現することができない。
『マカバ』でアラン・エヴァンスは,ソウライヴは“COOLなジャズ・ファンク”。アラン・エヴァンス・トリオは“混沌のファンク・ロック”と音造りを明確に区別してきたように思う。
『マカバ』は「スペース・ファンク」を名乗るまさかのコンセプト・アルバム。ここまで見事に“電化オルガン”されるとスピリチュアルでカオスっぽい仕上り。深いリバーブのギターのリフがオルガン・ジャズの魅力を,そしてアラン・エヴァンス・トリオ特有のオルガン・ジャズを引きたてている。
恐らくはソウライヴの大ファンであったとしても『マカバ』を聴いて,アラン・エヴァンスのGROOVEを言い当てることは難しいのではなかろうか?
事実,アラン・エヴァンス自身の言葉によると,そもそも『マカバ』は全くのプライベート録音であって,日の目を見ることなど想定外の音源だそうである。
そう。アラン・エヴァンス・トリオのGROOVEとは,ソウライヴから派生したオルガン・ジャズではなく,アラン・エヴァンスがゼロから温めてきた“電化オルガン”のGROOVEなのである。
管理人の結論。『マカバ』批評。
アラン・エヴァンスがロケットの如く発射するFUNKYなドラミング,ダニー・メイヤーの無重力のギター・リフ,ボウ・サッサーのスモーキーでコズミックな“電化オルガン”が爪痕を残しスペーシーに響いている。
『マカバ』→「スペース・ファンク」→アラン・エヴァンス“電化オルガン”トリオ!
01. THOR
02. GONE
03. LIFE IS HARDER TO LIVE
04. COSMIC HAZEL DUST
05. WHO DARE KNOCK
06. THEY CALL ME VELVET
07. HAVE YOU SEEN HIM
08. HOTCAKES MELTDOWN
09. BISCUITS
10. GIVIN' TO YOU
『マカバ』のような“電化オルガン”はアラン・エヴァンス・トリオでないと表現することができない。
『マカバ』でアラン・エヴァンスは,ソウライヴは“COOLなジャズ・ファンク”。アラン・エヴァンス・トリオは“混沌のファンク・ロック”と音造りを明確に区別してきたように思う。
『マカバ』は「スペース・ファンク」を名乗るまさかのコンセプト・アルバム。ここまで見事に“電化オルガン”されるとスピリチュアルでカオスっぽい仕上り。深いリバーブのギターのリフがオルガン・ジャズの魅力を,そしてアラン・エヴァンス・トリオ特有のオルガン・ジャズを引きたてている。
恐らくはソウライヴの大ファンであったとしても『マカバ』を聴いて,アラン・エヴァンスのGROOVEを言い当てることは難しいのではなかろうか?
事実,アラン・エヴァンス自身の言葉によると,そもそも『マカバ』は全くのプライベート録音であって,日の目を見ることなど想定外の音源だそうである。
そう。アラン・エヴァンス・トリオのGROOVEとは,ソウライヴから派生したオルガン・ジャズではなく,アラン・エヴァンスがゼロから温めてきた“電化オルガン”のGROOVEなのである。
管理人の結論。『マカバ』批評。
アラン・エヴァンスがロケットの如く発射するFUNKYなドラミング,ダニー・メイヤーの無重力のギター・リフ,ボウ・サッサーのスモーキーでコズミックな“電化オルガン”が爪痕を残しスペーシーに響いている。
『マカバ』→「スペース・ファンク」→アラン・エヴァンス“電化オルガン”トリオ!
01. THOR
02. GONE
03. LIFE IS HARDER TO LIVE
04. COSMIC HAZEL DUST
05. WHO DARE KNOCK
06. THEY CALL ME VELVET
07. HAVE YOU SEEN HIM
08. HOTCAKES MELTDOWN
09. BISCUITS
10. GIVIN' TO YOU
(Pヴァイン/P-VINE 2013年発売/PCD-17615)
(☆直輸入盤仕様 デジパック仕様)
(ライナーノーツ/松永誠一郎)
(☆直輸入盤仕様 デジパック仕様)
(ライナーノーツ/松永誠一郎)